サビ猫賛歌 | 菜々のMY ROOM - ペットストリート

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  • ■猫種: アメリカンショートヘアー
  • ■誕生日: 1996年03月24日
  • ■性別: 女の子
  • ■ニックネーム: なーちゃん
  • ■好きなこと: お風呂場でグルーミングしてもらうこと

■菜々の家族





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BIGマザー菜々とアメショーの血を分けた6にゃんず。
気の優しい「ハチ♂」九死に一生を得た「福♀」2匹のジャパにゃんず
6+2の個性的なにゃんずが織りなす「てんやわんや」のドタバタ日記。

サビ猫賛歌

登録カテゴリ:日常の出来事 投稿日時:2011年07月25日 20時23分




菜々家の サビ猫 ピーちゃんです。

思い出にゃんこ。

ピーちゃんは すみ婆の子です。

すみ婆から黒白、三毛・黒、そしてサビ猫の4匹が生まれました。

「あらぁ〜可哀想に。醜い子。」と、確かにその時は思いました。

出来の悪い子ほど可愛いといわれるように、だからこそ、

愛おしく<私が可愛がらねば、誰も可愛いと思ってくれない>と内心思いました。

娘にも「ママはピーちゃんを一番可愛がっていたわね」と、後年、言われました。





今日は 納涼サビ猫まつりの応援団として 遠くからやってきましたよ。



ピーちゃんは、菜々が来て、だんだんに家族が増えてくると、

チビにゃん達が やかましいらしく 神経質な子だったのでしょう、

一人お外へ出て行きました。

それからはお家に中には一切入ろうとしなくなってしまったので、

玄関先に、一番小さな犬小屋を買ってあげました。

ピーちゃんはその一軒家を気に入ってくれて、そこで過ごすようになりました。

玄関に犬小屋ですから、防犯にも大変役立ちましたが、中から

愛想のいいピーちゃんが出てくると、お客様や配達の人たちは気が抜けたように

苦笑いしていましたっけ。





その頃、もうピーちゃんは13歳を超していましたからかなりの高齢でしたが

そこにイケニャンの若い黒猫が、毎日遊びに来ていましたので

管理人は毎日、2食分のペットフードを玄関先に運んでいました。

その黒猫は居候ちゃんですから イソロウ君と呼んでいました。

行き交う人たちに愛され、仲睦まじい様子は通りがかりの人たちを癒していました。

「老いらくの恋ね、こんな若い美男に愛されて、なんて羨ましい。」なんて

おばさんから焼き餅を焼かれてましたっけ。


16歳になった春に一度玄関の中を入りたそうに見ている時がありました。

5年以上外で過ごして自分の体力が弱ってきたのを察しての事だと思います。

それでも、我が家が自分の場所である事を分かっていてくれたのですね。

その頃からまたお部屋で過ごすようになりました。




菜々と一緒に寝ているピーちゃん。

菜々がコロコロですね。最高に肥満体で獣医さんに注意されていた頃です。


可愛がってくださる方達が心配するだろうと、玄関先に

「ピーちゃんは今、家の中で過ごしています。また元気になったら

お外に出て行くと思うので、その時はまた可愛がってください」
と張り紙をしました。


病院通いをし、また健康を取り戻し、お外に出て過ごす日々を送りました。





ハチ君と一緒に寝ている ピーちゃん。


夏は元気に過ごせましたが、また秋には自ら家の中に入ってくるようになりました。

それでも、毎日イソロウ君は玄関先に来て、時には一戸建ての小屋で一宿一飯、

過ごしていってました。





母親すみちゃんと 一緒の写真。


19年11月27日 

自らの限界を悟るように、食を絶ち、16歳の生涯を閉じました。

その潔さは、私自身もこうありたいと見習いたいほど 尊厳を感じる立派なものでした。

ピーちゃんがお空に旅立ってからも、ご近所の方達から声を掛けられました。

「ここにいた猫ちゃん、どうしました?」と

たくさんの方々から声を掛けられ、ピーちゃんがいかに皆さんを癒していたか

こんなにたくさんの方から愛されていた事を知った時、初めて泣きました。

自分の猫生を自分で決め、しっかり自分の意志を持った子でした。

その後も、しばらくはイソロウ君は通ってきましたし、時々姿を見かけしました。

イソロウ、と呼ぶと振り返ってくれましたが、

いくら通ってもピーちゃんに会えない事が分かったのか、その後姿を消しました。



ピーちゃんがお空に行ったあとを次いで、しばらくしてジュニがお外の子になりましたが

ジュニは出たり入ったり、まだまだ根性は ピーちゃんの足元にも及びません。

でも、猫好きさんを癒し、ジュニちゃんと戯れる方達をたくさん見かけます。

すでに、このあたりで有名な癒し猫にはなっています。


ドジだらか可愛い子、明るい子や大人しい子、お茶目な子、頭のよい子、

お間抜けな子、どんな子でも猫好きには可愛いです。

でも、立派な子という点では、ピーちゃんにかなう子は今まで私は知りません。


もし、もう一度自由に縁のある猫を選べるとするならピーちゃんに会いたい。

生あるものが、精一杯楽しい生涯を生きる術を 私に教えてくれた偉大な猫でした。

あんな賢い猫には二度と出会う事はないと思っています。


サビ猫万歳。サビ猫最高!!拍手

生命力が強く、丈夫で賢く、知恵があり、穏和で、人なつっこくて、

そうそう、狩りも上手でしたね。

今でも サビ猫は最強のDNAを持った優れた猫だと信じて疑いません。

大好きです。


最後に、ピーちゃんとは芸術的色合いなのでピカソのピーちゃん、という意味です。








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