また教わりました | 菜々のMY ROOM - ペットストリート

すみ婆ちゃん、不自由ながら驚異の生命力を維持しています。

だんだんに生活に慣れ　自分の今ある能力を精一杯使って、行動しています。

すみ婆を見ていて、生命の不思議を教えられています。





覚えていらっしゃいますでしょうか。

少し前まで、ハウスはこの位置でした。

ホットカーペットを出してから、すみ婆はカーペットの上に寝ています。

３０日、急に冷え込んだせいか　すみ婆はちょっと元気がないように見えました。

寝返りを打てなかったら、低温火傷を起こしかねないと思って・・・





この位置にハウスの向きを替えました。

左の２つはカーペットの上にありますから、ほのほのと暖かさが伝わって

和らぐと思ったのです。そしてなるべくすみをいつも

その２つのどちらかのハウスに戻してあげるようにしていました。





なんの考えもなく、よかれと思ってしたのです。

でも、それは大変な間違だったのです。どうしてか、何故か　お分かりになりましたか？



元の位置なら、ハウスを出てすぐ左側に行き９０度曲がるとキッチンです。

ところがカーペットの上にしてからというもの

左に出て壁にぶち当たって、右往左往しているのです。


それでも、しばらくは気づいてやれませんでした。

＜あらら、あっちへ行っちゃった＞くらいにしかわかってあげられませんでした。


今、すみ婆にとって元あった位置を替えること、新しいものを設定することが

どんなに混乱を招くか、よくわかりました。

これから、ヒーターも出て来るでしょう。ヒーターを出すに当たって

少し、ハウスの位置も替えなければならないかも知れません。

慎重に考えてあげなければ・・・



それにしても、すごいなぁ〜

見えなくても、聞こえなくても・・・

今までの位置や習慣を　記憶しているんですね。それを頼りに生きているんですね。



トイレも、ちょうど上手く行き当たったり、勘が鈍って飛んでもない位置で粗相したり。

でも、今ある力で一生懸命生きている・・・頑張っている姿が　とても愛しいです





新しく、設置したキッチンマットにはやっと理解し慣れてくれました。

ただし、私が食事の用意に掛かると、

「私の食事もそろそろね。忘れられないように側にいましょう」とばかりマットの上に来ます。

だから、父への夕飯を時間睨みながら、急いでいる時には

食事の用意とすみを踏まないように足下への神経の配分で、

作り終わった時には　首筋がギリギリするほど疲れ果ててしまいます。


たとえ話に、美味しいワインがボトルに「もうこれだけしかない」と思うか

「まだこれだけある」と思えるか、という話があります。

すみちゃんは「まだ私の能力はこれだけある」ということを実践で教えてくれています。

命というもの、生きるということ、受け入れること・・・また教わりました。





ところで　　昨日の夕飯のメニューですけど・・・

いつもすみ婆を応援して下さる皆様へ　

お礼も込めて　私のイチオシ得意料理をご紹介します


シューマイです



豚挽き肉　　　５００ｇ

タマネギ(中玉）　みじん切り

グリンピース　適宜　（今回は秋味覚の銀杏を使ってみました↑黄色いのが銀杏）

シューマイの皮　（市販のもの）


砂糖　　大さじ　２杯半

塩　　　大さじ　１杯

片栗粉　　大さじ　５杯


グリンピースを除く　以上全部を粘りが出るまでよく混ぜる。手でよくこねる。

グリンピースを入れて軽く混ぜる。（缶詰の小さい缶、または冷凍で可）

出来れば、ここまでの種を作ったら　しばらく冷蔵庫で寝かせるとより美味しい。

皮に包んで、１５分蒸す。

皮に包む時のコツは手を軽く握り、上を平らにし、軽く握る感じで形を付ける。

ゆでキャベツや白菜で包んでもヘルシーです。


生の状態で冷凍も利きます。たくさん作って冷凍しておくと便利です。


こんなにシンプルな材料で美味しいの？と皆様不思議がりますが

これは、横浜中華街でシューマイの一番美味しいといわれるお店のレシピです。

とにかく粘りが出るまで　よく混ぜ合わせるのが唯一のコツです。

是非お試し下さい。