からすうり通りには色々な猫が住んでいますが、さび猫のかすみちゃんと同じお家の子であるトントン爺さんが先日虹の橋を渡りました。
トントン爺さんは、若い頃は狂暴だったそうで、他の動物を傷つけないよう鎖に繋がれていました。何だかかわいそうだなぁといつも思いました。
数年前、トントン爺さんは体調を崩し、腹水がたまってお腹ぽっこり。毎月通院して水を抜いてもらう、とのことでした。
しかし3年前くらいからはそれもやめて、自由に暮らしていました。
近所の人に可愛がられ、子供たちがよく「お腰トントン」をやっていました。爺はこれが大好きで、トントン爺さんとよばれていたのでした。
私もたまに爺さんに会いに行ってはトントンしました。この頃は全く狂暴でなく、人懐こくて優しい爺でした。
この立て札の横には小さな紫陽花が手向けられていました。通りから一本入って車の通りは極めて少ないこの場所で、トントン爺さんは、地域の人に愛されて長く幸せな一生を過ごしたと思います。
最後の一枚は、ニシキウツギと言います。花は白から紅色に変わっていきます。近所の方にいただきました。挿し木してみようと思います。