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小梅(東)
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サビ猫2匹、茶トラ一匹、それぞれ生まれも育ちも違う3ニャンズのお話
5月11日は猫崎公園のぶーちゃんの命日でした。 2013年のことです。 大型連休直前に姿を消し、あの年の連休は最悪でした。 ぶーちゃんは、片目が白濁してまったく見えませんでしたが、 少し前までは元気に暮らしていました。 公園猫のみんなから一目置かれていたぶーちゃんでした。 2008年夏、初めて会った頃のぶーちゃんは、両目がちゃんと見えていて、 なかなか気の強い猫だったと聞いています。 目を患ってからはすっかりおとなしくなりましたが 皆に愛されて幸せな一生だったと思います。 いつも愛らしかったぶーちゃん。 亡くなる二週間前に姿を消しましたが、 この迷子札のおかげで、公園の近くのお庭で発見され、 連絡をもらい、すぐに病院に連れていきましたが、翌朝亡くなりました。 「あの猫はロシアンブルーですか」などとよく言われましたが、 雑種だったと思います。 その昔、ぶーちゃんによく似た猫が二匹くらいいたそうです。 いつもフレンドリーで、お膝に乗るのが大好きでした。 お隣は今はプリンスとして幸せに暮らしているトミ黒さん。 これが私が撮ったぶーちゃんの最後の写真です。 公園クイーンだったぶーちゃんは、この時小春に言ったのだと思います。 「あたしは公園を卒業するから、これからは小春さんがクイーンですよ。 しっかり頑張ってくださいね」と。 この後小春は「何を言ってるですにゃ?にゃにゃっ?」と言って ぶーちゃんに猫パンチしてました。 その後小春は公園クイーンになりましたが、 今でもちゃんと頑張ってくれています。 私達が決して忘れることのないぶーちゃん。 これからも猫崎公園を見守ってね。
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