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小梅(東)
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サビ猫2匹、茶トラ一匹、それぞれ生まれも育ちも違う3ニャンズのお話
今日は「風太」という猫のお話です 猫崎公園のメンバーではありませんが、 最近頻繁に公園に出入りしています。 私たちが最初に風太を見たのはちょうど一年くらい前の事でした。 公園周辺の猫はすべて避妊去勢されているはずなのに なぜか子猫が現れたのです この頃推定1歳、なぜいきなり現れたのか、それまでどうやって暮らしてきたのか それは今も謎のままです。 飼い主はいるのか、捨てられたのか、近隣の家にチラシを入れて この猫についての情報を集めたところ、 「うちにご飯を食べに来てる」という話が・・・ この猫野さん、中に5匹、外に2匹の猫がいるお家で、 去勢手術後の風太の面倒を見てくださることになったのです この猫野さんは、去年の11月に旅立った花ちゃんを 最後までハウスを置いてお世話してくださったお家です 左は前からいるスリムで小顔のジジ 真ん中が若いのにおっさんな風太 右は花ちゃん、この時余命は二週間を切っていた。 風太はジジとなんとか上手くやっていき、 新しく来た花ちゃんもやさしく迎えてくれた 去年の12月、今年1月と、公園のオス猫、トミーとお兄ちゃんが 相次いで里子に出、公園にはメス猫のみが残りました。 そんな公園の急激な変化を敏感に感じ取ったのか、 風太は少しずつ公園に入ってくるようになったのです。 しかし、風太は若いのに肥満気味、このまま太ったら病気になってしまう、 そう思った私たちは風太が公園に来てもご飯はあげなかったのです。 というか、原則として、私達は公園の猫以外にはご飯は出しません。 風太は色々考えました そしてある日、公園の猫たちがこうやってこの場所でご飯を待っているのを見て 自分もこうすればもらえるかもしれない、と混ざってみたのです。 「僕にもご飯をください」 と言われると「あんただけはだめだよ」、とはなかなか言いづらいものです。 しかし、ちゃんと朝晩ご飯をもらっているのがわかっているし、 風太の体型も考えると躊躇してしまう、 仕方なくカリカリをほんの少し、お皿にぱらっといれてやることにしたのです。 風太は実際ご飯を食べてから公園にやってくる、(それは確認スミ) ということは死にそうにお腹がすいているわけではなくて 何となく人恋しいとか、ほかの猫に会いたいとか 皆がいて楽しそうとか、 そんな理由なのかもしれません。 ぱらっとひとつまみのカリカリは、風太にとって すごくうれしいものなのかもしれません それ以上しつこく要求はしないのです。 ある夜突然木登りをした風太 しかし、降りてこられなくなり皆が心配したけれど何とか無事おりました 昨日も今日も風太は公園にやってきました。 決してお腹はすいていないけれど、 食べたばかりでも何か他のものを欲しがる猫がいることは私は良く知っています あるいは撫でてもらえたりするのも嬉しいのでしょう しかし、皆で風太を囲んでなでたりすれば、公園のほかの子が機嫌を損ねてしまう、 外の猫たちも、付き合いが長くなれば家猫と同じ、 やきもちをやいたり、甘えたり、 そうやって少しずつ信頼関係を築いていく、 猫って面白いな、猫っていいな、とあらためて思うのです 後ろ姿はバレーボールな風太 模様は見事なアメショー柄 風太はどこからやってきたんだろうね。 猫野さんちにハウスを置いてもらい、ご飯をもらい、 公園に遊びに来て皆にかわいがってもらい 風太は幸せよね これからは太りすぎないように気を付けて、 皆に愛される幸せな一生を過ごしてね
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