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小梅(東)
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サビ猫2匹、茶トラ一匹、それぞれ生まれも育ちも違う3ニャンズのお話
11月18日、今日は小豆の11回目のプチ記念日です。 この2〜3週間は、とても元気で過ごせました。 プチ記念日とは一体何 と思っていらっしゃる方も多いと思うので 少しお話させてください。 去年の10月、小豆は乳腺腫瘍を患っていることがわかり、 手術をするかどうかかなり迷いましたが、高齢のため見送りました。 12月には、腫瘍が自壊し、出血が始まりました。 一般的に、この時点からの平均的な余命は3ヶ月、 担当獣医師の知る最長でも6ヶ月、なのだそうです。 (以上二枚は今朝の小豆です) その頃、 「この子があと一年生きる、というのは厳しいですね」と医師に言われました。 それは、あり得ない、不可能、という意味でした。 このことはなるべく考えないようにしましたが、 常に頭の中から消えることはありませんでした。 そうか〜来年の家族記念日はもうないのか・・・ それなら、行けるところまで行ってみよう、そう思って 毎月18日をプチ記念日と決めました。 そして、先のことは考えず、一日一日を大切に過ごしていこうと。 それから11ヶ月、今こんなに元気な状態でいることは 私たちも獣医師も考えても見ませんでした。 検査データは、あちこち悪く、でも悪いなりに 微妙なバランスを保っているようです。 腫瘍は段々悪化してきているのがわかります。 こんなモノを持っているのに、どうしてこんなに元気でいられるのか 私たちも不思議でたまらないのです。 病気と闘っていくこと、それは、 医療・家族の愛情・そして何よりも本ニャンの生きる力 この3本の柱がバランスをとって初めて成り立っていくのだと思います。 小豆はきっと、神様から強い生命力を与えられているのでしょう。 こんなことなら、プチ記念日なんか要らなかった・・・ いえ、そんなことはないのです。 とても1年という長いスパンで考えられなかった小豆の闘病生活は 一日一日を大切に生きていく、その積み重ねでした。 毎月18日を目標に毎日をより良く、大切に過し、 それが一ヶ月となり、 又それを積み重ねて11ヶ月になりました。 そしてついに、12月18日、4回目の家族記念日が見えてきました。 何か急に悪いことが起きなければ 多分この日を迎えられるのではないかと思います。 元気な子の一年はなんてことなく過ぎていくけれど 病気の子の一年は本当に長く濃いのです。 小豆がこのまま今の状態を保って 来月の家族記念日を無事に迎えられますように。 11回もプチ記念日にお付き合いいただき、 本当にありがとうございました。
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