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だいすけ
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ダイチャンは寝たきり、認知症のお爺ちゃん犬です。介護の日々を綴ります。
祖母と私とにゃんこ達 皆様、ごぶさたしておりました!おかげさまで発表会も無事終了しました。今日は早速祖母の思い出の続きをお話したいと思います。 さて、またある日、 祖母は年老いたポメラニアンを連れて帰ってきた事がありました。ふさふさした素敵な毛並み、体はまだまだ元気でしたが、目は白内障が進んでほとんど見えない、歯もほとんど抜けてしまっているおばあさんワンコでした。 年老いるまで一緒に暮らしたワンコを保健所に連れてくる人もいるのですね。今考えてもなんて残酷なことかと思ってしまいます。 そのおばあさんポメちゃん、我が家に登場したその日から、先住にゃんこと大ゲンカをして大騒ぎに・・・ しまいには家の中を自由に歩き回っているにゃんこが見えないようにビールのケースを積んでバリケードを作ったりしましたが、ポメちゃんは匂いでわかるのか昼夜威嚇し続け、これには祖母も困ってしまったようでした。 そして、数日たったある日、学校から帰るとポメちゃんの姿が見えません・・・。 祖母「お使いに行って○○さんに会ったら、ちょうどずっと飼っていたポメラニアンが病気で死んじゃったって泣いてたから、ばあちゃんこれはもしかして同じ犬だからどうかしら、と思って○○さんちにこっそりあの子をつないできちゃったの」なんて言ってます。 ひぇ〜そんな強引な!! しかも年老いたワンコですよ〜 がーん大丈夫かしらと 子供心にかなりびっくりしたのを覚えています。 しかし祖母は「年老いたワンコも若いワンコも、皆おなじかわいいワンコ」という感覚なので、なんとも思っていない様子。 「それで、さっきどうなったかと思って素知らぬふりして○○さんちにおかず持って行ったら、あの子が座敷の座布団の上におとなしくして、おりこうにしてたよ。○○さん「家に帰ってきたら死んじゃった犬と同じ犬が玄関につないであったのよ!!最初は生き返ったのかと思って腰がぬけたわー。私が悲しんでいたから神様が見ていて、よこしてくれたのね、こんな事ってあるのね〜」って言ってたから大丈夫。大事にしてくれるよ。」 にこにこお茶をすすりながら話す祖母の強引というか無鉄砲さというか・・すごく印象に残っている出来事です。 さて、ねえちゃんすごくうれしい出来事がありました。お仕事仲間の小学生の娘さんで、ダイチャンの事をこのブログでいつも見ていてくれたなおみちゃんのお母さんが、 「なおみが夏休みの自由課題、日本の殺処分されている犬のことについて調べて、ライフボートとかの保護しているところに見学に行ったりして学校で発表する事にしたんです。なおみは友達が犬を飼うって言ったら、そういう所に行って、もらってあげてってお友達に話してるんですよ」って 教えてくれました。ダイチャンのご縁で、そうやって少しづつでもワンコ達の命の事を真剣に考えてくれている人がいるんだと知って、嬉しくてありがたくて・・・ねえちゃんなんだか涙が出そうになってしまいました。 なおみちゃんありがとう!! 自由課題、ねえちゃんもお手伝いできる事があったら言って下さいね 皆さま暑さが続きますが、お体に気をつけて、お元気で・・
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