私のお祖母ちゃんちには、今はいないけどずっと猫がいた。
いとこが生まれた時に、よくある迷信を気にして捨てたと聞いた。
私の母は大の猫嫌いだったのでホッとしていた。20年以上前の話だ。
このいとこが小学校低学年の時にゃーちゃんを拾った。
見に来たいとこと遊んでいた時の会話で、今でも覚えているのが
「にゃーちゃんは女の子なの?」
「男の子だよ」
「じゃあなんでにゃーくんじゃないの?」
「にゃーちゃん、が名前だから『君』をつけようと思ったらにゃーちゃん君だよ」なんてのがある。
そのいとこは、今は不登校からひきこもりになって5年を越える。
最近少しずつだけど、外に出られるようになってきたと聞いた。
母が、にゃーちゃんのトイレ掃除をしながら「お祖母ちゃんとこのあの猫を捨てずに飼ってたら○○ちゃん(いとこ)もまた違ったかもしれないのにね・・・」と言う。
アナタはあの猫捨てるの大歓迎だったじゃん・・・・と言う言葉は飲み込みつつ
「にゃーちゃんを貸し出す?」と言ってみたら
「にゃーちゃんはウチの子だし、私の愚痴聞いてもらわないといけないからダメ」と返ってきた。
・・・・・・ああ、そうかい・・・(^_^;)