チッチというおばあさん猫の物語。推定12歳ぐらいになりますが私達の地域に住んでいる約8割はこの子の血を引いていると思われます。
5年前に地域猫の活動に取組みだすまでは、毎年、桜の木の下の空き地で(そこは家にとり囲まれて人間は入れない)子猫を3匹から5匹産み、ガリガリになり、本当に命をけずるように子育てをしていました。 人間にいどむように目もするどく、いつも緊張して身体中がこわばっていました。
今では、手術も済み、自分のことだけを考えればよくなり、おねだりの鳴き声と、うるむような印象的な瞳で甘えるようにして、ご飯の催促をします。充分なえさと、暖かな寝場所をえて平和な余生を送っています。 おまけに若き恋人、ジュニアー(5歳)にすりすりして、
いつまでも若々しいです。
でもこんなチッチですが、手術の時、獣医さんから猫エイズにかかっているので後2年
ぐらいしか生きられないだろうと言われたのですが、もう5年は生きています。
今年の夏の暑さに少しまいっているようでしたが、又、元気を取り戻しています。
チッチ頑張って長生きしてね!(写真がうまく入らないのが残念)