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さぶ
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さぶとアルの気まぐれ日記
紅葉もすすみ、すっかり秋の気配の札幌です。 住宅街に熊さんが出没し、騒ぎになっております 人間にみつからないように、早く山に帰ってくれればいいなぁ〜。 さてさて 前回の続き。ちょっと長いけどお許しを〜。 コルセットが外れてパワーアップしたさぶ。 最後の検査でレントゲンを撮ったときに言われたのが 「お薬のせいもあるかもしれないけど、腎臓がチョッと弱く なってるかも。あと心臓も少〜し大きくなってるけど、今すぐ どうこうっていう感じではない。」 いつもなら聞き流す言い方なのに、心臓っていうのがすっごく 引っかかったさぶママ。 今回お世話になったのはいつもと違う病院。 どうせいつもの病院に行く時期だし、そのときに聞いてみよう ということで、4月にいつもの病院へ さぶとアルは2人とも、胆嚢に胆汁がたまってるの。 だから月に1度エコーで様子をみてるのです。 胆嚢は変化なしで2人ともOK♪ 忘れちゃいけないのがさぶの心臓。 心音は力強く、雑音もナシ。あまりに健康なさぶは、ここでレン トゲンを撮ったことがないため大きさの比較ができない ということでレントゲンを撮ってみたけど、影とかはない。 そう言われてもまだ引っかかる・・・。なんか気になる・・・。 先生にお願いして、来月またレントゲンを撮って比較してもらうことに。 さぶの様子に変化なく、元気に桜の季節を満喫したさぶ一家 お散歩するのにも調度いい気温になってきた5月下旬。 朝方に聞こえるカリカリカリ・・・。 そう。さぶは家でオシッコしないから、お外に行きたいときは ドア、テーブルの足、ソファ、ベッドの縁などを手でカリカリして 合図するのです。朝でも昼でも夜中でも まぁこんなのは慣れっこなんだけど、なぜかこれが3日連続! おまけに3日目には下痢。 な〜んか変だなぁ?何か言いたそうに見つめるし〜。しゃべって くれればいいのになぁ〜 運良く翌日は通院日。先生に奇怪な行動のことを話しながら、いつもの 胆嚢チェック。エコーを見ながら「胆嚢は変化ないね〜」なんて言ってたら 先生の顔色が変わる。 「さぶちゃんもう一回レントゲン撮るって言ってたもんね。じゃ、ちょっと 撮ってみて・・・それからまた・・・」 うん。ただごとじゃなさそうね。 先生、普通を装ってるけど、素直な性格だから顔に出ちゃってるよ(笑) きっと嫌なこといわれるんだろうな〜とほんのちょっと覚悟をしながら 呼ばれるのを待つ。 診察室に入るのにこんなに緊張したことないよ〜。 前回の診察で見抜けなかったことを申し訳なさそうに謝る先生。 エコーにたまたま写りこみ、怪しいと思って調べたら・・・ 心臓に腫瘍があり、心臓とそれを包んでいる心膜の間に水(心のう水)が たまる<心タンポナーデ>をおこしている。 心タンポナーデについては、針を刺して注射器で心のう水を抜くことが できるが、腫瘍については処置のしようがない。 ここ数日の奇怪な行動も、これによってちょっと胸に違和感があった からではないか?とのこと。 心配そうにみつめるさぶを見ながら、さぶママの口から出たのは 「ふ〜〜ん。さぶ〜、心臓に水溜りができたんだって〜。アルならまだしも、 さぶが心臓とはね〜。ビックリだね〜。」 先生も思わず「楽観視できる状態ではなく・・・」って言いづらそうに言っちゃう くらい、普通のトーンの普通の言葉。 みんなのブログを見ながら、もし私も病気の宣告をされたら、泣いたり 取り乱したりするんだろうな・・・って思っていたけど・・・。 目の前にいるさぶを見てたら、お腹にグッと力を入れて、冷静を装う しかないよね。さぶの前で泣かない決意をしてるんだもん 「とにかく、その心のう水とやらを抜いてください!」 処置をして、さぶは念のため酸素室へ。 抜いたのを見ると、薄いオレンジ色の水140CC。 さぶがいない間に、先生とお話。 生活は今までどおりでいいけれど、ストレスになるようなことや疲れる ようなこと(シャンプーやカット)は止めたほうがいい。 抗がん剤っていう手もあるけれど、今すぐに抗がん剤に手を出すのは 時期ではない。それも様子を見ながら相談していきましょう。 心のう水がたまるペースは個体によるけれど、今の状態だと2週間に 一回抜くようになるのではないかということ。 それから・・・・ この状態の子で、年単位で頑張った子はいないということ。 聞いたら聞いただけ心配になりそうだから、先生には 「直接腫瘍への治療方法がないのなら仕方ない。でも諦めないので、 その都度さぶが辛くないように、その時にできることをしてください。 ただ、さぶが病気になるなんて〜のは初めてのことだし、しかも こんな感じの病気なので、チョッとの変化で病院に来ちゃうかも しれないけど許してくださいね さぶが少しでも長く一緒にいられるように、少しでもラクに生きて いけるように宜しくおねがいします。 先生の人生の中で、年単位で生きた初めての子になれるように さぶと一緒に頑張ります」 精一杯強がって(笑)、さぶと一緒に帰宅。 初めての治療と酸素室に疲れたさぶの、スヤスヤ眠る顔を見て いたら、さぶママ思わず涙が・・・ ダメダメダメ〜〜〜〜〜 慌ててお風呂場に行き、シャワーを頭からかけながら さぶに見られてないからOKだよね 「アルも・・・なにも・・・みていません・・・」 それにしても、衝撃的で長い一日だった でも、今日からがスタート。 明るく楽しく元気に前向きにねっ! ☆★☆ みんなへの一言 ☆★☆ 年に一度はレントゲン、血液検査をしよう! 今日はここまで〜。
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