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大和
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黒猫の末っ子は、いつの間にかお兄ちゃん♪
大和は、近所の家で一人暮らしのお婆さんが孫に来て欲しいから、知り合いからまだカリカリさえ食べられないのに貰い、ウサギ小屋に入れて成猫の餌を入れて飼ってる黒猫が居なくなったと言われた二日後に少し離れた場所で奏お姉ちゃんが見付けた猫でした。 一瞬、連れて行こうかと思ったのも奏お姉ちゃんの連れて帰るの鳴き声で消えて我が家の宝物になったけど 今日、散歩で遭ったこのニャンコは、居なくなった黒猫の代わりに2ヶ月後に飼われて、7年経った今、半野良みたいになり、家にさえ入れて貰えない生活をしている 飼い主が居る以上手出し出来ないけど、声だけかけてすっかり懐いてしまった。 最初、奏に威嚇していたが、今は自分から近寄り遊びたがる この子は…大和だったかも知れない 大和が逃げなければ、このこは今こんな辛い思いをしないで済んだかも でも、逃げ無かったら獣医に連れて行くなら保健所に出してしまうような飼い主だから、大和は7年も生きて居ないかも 奏お姉ちゃんの散歩で会う数分間 甘える気持ちを持たせてあげる事しか出来ない 別れて、振り返ると小さく座り、見送る姿に涙が出る 自分が無力だと思う
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