11月9日(木) 晴れ、ちと寒い
ようやく明日、ダイナの去勢手術をする事にした! 当日の朝食はぬき、水もダメ、朝、病院にあずけておけば夕方迎えに行った時にはすべては終わっているという段取り。大型犬は麻酔代がかかるので、2万5000円位になるそうだ。覚悟を決めて準備をしていた。
ーーーところが!!
人間の夕食後、遊んでやろうと思って外に行くと・・・いつも喜んで飛びついてくるダイナが、小屋からぜんぜん出てこない。呼んだら出てきたけど、キューキュー言ってふるえている!!! 「どうした? 何か変な物でも食ってお腹痛いの? 」よく見ると、後ろの左足がおかしい。片足あげたままで地面につけないらしい。お医者に電話すると、一晩様子を見て一応去勢手術もするという前提で、明日の朝連れて来いという。夜になって冷え込んできたけれど、動かせないので(重くて…)毛布をもう一枚かぶせておく。 FUMI
11月10日(金)
一応朝食、水ぬきで絶食中のダイナ。腹ペコで・・・、というより後ろ左足が痛くて動けないらしい。ベターっと地面に寝転んだまま、時々ふぅーっとため息をついてブルブルとふるえて目を閉じてしまう。なんか今にも死んでしまいそうでこわくなった。「ダイちゃん、しっかりしろよ! すぐにお医者に連れてってやるからな。」
ようやく診察開始時間になったので外へ行くと・・・。そこには三本足で立ってしっぽをふっているいつものダイナが・・・。「お前さっきまで死にそうだったんじゃ・・・!?」陽が当たってからだが暖まって元気パワーが充電されたらしい。何だったのさっきまでのようすは・・・。
さて、お医者に行ってレントゲンを撮ってみると大変な事が判明した。右後ろ足の股関節は足の骨がきれいにはまっているけれど、左後ろ足は股関節の形が正常ではなく、足の骨の頭が半分ずれている(亜脱臼というそうだ)。大型犬に多くみられる先天性の股関節形成不全のようだ。股関節形成不全は遺伝するので、もうダイナは繁殖には使えないが、去勢すると体重が増えて(ふとりやすくなるそうだ)間接に負担がかかってしまうという。今回、去勢手術は保留にして、痛み止めと消炎剤の注射をして帰って来た。ちなみにレントゲン二枚撮影代と合わせて一万円也。 HAHA
11月11日(土) 雨
ダイナ、自力で小屋から出ておしっこをするようになる。足も少しつけるようになった。
午前中にレントゲンの詳しい分析結果を聞いて、痛み止めの薬をもらいに行く。ダイナはラブラドールのわりに小柄(現体重23Kg弱)で、どうやら骨全体の発達も完全ではない、と言う診断結果。そこで、毎日サプリメント(一日一個で約二か月分。4725円也) を食べさせる事。とんだりはねたりの激しい運動は禁止(アジリティーもフリスビーもダメ)、ただひたすら歩いて筋肉をつけて関節を守るようにする事。体重も今以上に決して増やさない事。
11月12日(日) 風強く寒い
ダイナ復活!! 飛びつき、歩き回り、少し散歩に行く。ここ数日て゛ダイナやせた。でも元気になってよかった。 HAHA