23日、昼をとうに過ぎ、やっと人心地のついた穏やかな時間
そう。始まりは土曜日。
金曜日の晩から絶飲絶食で臨んだ日帰り入院&手術。
1時間半かけて病院へ行き薄暗い病室に案内され、その時が来るまでベッドで読書。
看護士さんに呼ばれ処置室へ行き、身支度を整えると処置台へ。
点滴で麻酔を注入して全身麻酔へ。
注入が始まるとすぐに異変を感じ、看護士さんの「酸素マスクつけますよ」という声を聞いた次の瞬間…
……
「終わりましたよー」
どれだけ時間がかかったのか分からないけれど処置は終わっていた。
周りの声は全部聞こえていたけど、身体は動かないし目も開けられない。
ストレッチャーに移され病室に戻りベッドに移され、そこから2時間の安静。
その間、何度か看護士さんが血圧を計りに来ていた。
時間が経つと身体も動くようになり会話も出来た。
食事が運ばれ、食べ始めるとたまらない吐き気。 なんとか食べ終え薬を飲むと、倒れ込むようにベッドへ。
そこからが長い闘いだった。
〜明花莉へ続く〜