彼女が
悲しそうに泣いていたのは、
愛犬を津波で失った痛哭だった・・!
英紙デイリー・メールは5日、
「写真の主人公は宮城県名取市の人口7000人が暮らす小さな集落、
閖上地区に住むイトウ・アカネさん(28)だ」と報じた。
地震が発生したときは家にいた。
激しい揺れと共に、水道や電気が途絶え水や乾電池を購入しようと、
恋人の母親と共に車でスーパーに向った。
家を出るとき、飼っていた13匹の犬が「キャンキャン」と吠えていたため
「大丈夫だよ」と言ってなだめたという
店から家に戻る途中、近所の人たちが
ものすごい津波が来ているから高台に避難するよう呼び掛けていた。
イトウさんも慌てて山の方に避難。
「犬たちは2階にいるから大丈夫だろう」と。
家に戻ったのは、それから2日後だった。
門があるはずの場所には倒れた建物の残骸だけが散らばり、
イトウさんはその瞬間
『全てをなくしたんだ。かわいがっていた犬たちはみな死んでしまったんだ』
と思い、ショックでその場に座り込む。
その後イトウさんは避難所生活を送る中、
「このまま愛する犬たちをあきらめられない」と掲示板を見て歩いたり
犬を探すチラシを張り出した。
フェースブックやツイッターなどSNSサイトにも掲載。
そんな中、12キロ離れた所で6歳のラブラドール「メイ」が見つかる!
そしてSNSによって5キロほど離れた場所で、茶色い毛のプードル「モモ」が!
イトウさんは現在、避難所でこの2匹の愛犬と暮らしながら、
残り11匹の行方を探し続けているという。
記事の情報はlivedoor news flash vip blogより