記憶 | 福のMY ROOM - ペットストリート

ピンポーン〜

玄関のチャイムが鳴って　郵便局の人がレターパックを届けてくれました。

玄関を開けると、ドアの横に　またまたジュニちゃんが。

昨日はサンルームの窓の方から、今日は正反対にある玄関の方に居ました。


「入る」・・・しばらく躊躇して半開きのドアから出たり戻ったり・・・

母はどうなるか、入って欲しい様な・・・バトルが怖い様な気持ちで見ていました。

ドアをもっと大きく開けると、ジュニは意を決したように入ってきました。


福とムーは遠巻きに見ていましたが、バトルになる様子は全然ありません。

どちらかというと、歓迎ムードです





ジュニちゃん、懐かしそうに家の中を隅々まで見て歩いています。

クロちんや　ちっち、きゅーの血縁は　ジュニのあとをついて歩いて

ジュニはウーッウーッ唸りながら、着いてこないでよ自由にさせて

というように、あとを付いてくるクロを煩がっていました。

そうね・・・構われるのを嫌ってお爺ちゃんのところにいったのですものね。





福母の寝室の布団をクンクンと嗅いで「ふぅ〜ん、みんなここで寝ているんだ。」

とでもいうように、確かめていました。

その様子を、少し離れて　クロちん、きゅー、ちっちは、今までと変わりのない

穏やかな表情で見ていました。


久しぶりに親戚が訪ねてきてくれて嬉しい様な、そんな感じでした。





家中を一回りしたら「もう帰る。」というように　玄関の方へ行きました。

意思のはっきりした子です。

玄関ドアを開けると　今度は迷うことなくサッと出ていきましたが、

窓から覗くとまだ玄関先に居ます。


思い返せば、去年　今頃の時期に実家の子になったのでしたね。1年経ったのですね。


今日も父に夕飯を運んだら、昨日と同じくベッドで横になっている父に寄り添っていました。

やっぱり、こっちの方がいいわ。まさにそんな感じでした。


しばらく福家の中に入って来なかったので、どうなるかと危惧しましたけど、

これだけ間が開いても　5にゃんとも全然大丈夫なので安心しました。

この調子なら、またいつでも気分転換に遊びに来てね、大歓迎ですよ。




窓から名残惜しそうに眺めている　クロちん。

みんないい子ね、覚えているのね　

犬は3日飼えば生涯恩を覚え、猫は3日で恩を忘れる・・・

と言われますが、とんでもない

福母が思っている以上に猫ちゃんって、賢いものだなぁ〜と改めて感心しました。






シュー・ヤマモトの11月のカレンダーです。

「記憶の個室」（柔らかい時計）

絵のタッチからみても　かの有名なサルバトール・ダリの作品ですね。


でも、ヤマモトさんの解説では

ネコバトール・ダリダッケ　　となっています。ふざけ方が最高


「記憶の個室」　個室の意味がわからないけど、記憶という点では、今日の

ジュニちゃん達には感心しました。