レンタル | 福のMY ROOM - ペットストリート

菜々の忘れ形見　勢ぞろいです。

ジュニ　クロ　きゅー　ちっち　です。


今日の主役は・・・




ジュニちゃんです。

いま、発声練習の時間らしく、ご飯を食べ終わってから　ウロウロ　ニャゴニャゴが

始まっています。

もう、隅から隅まで探検し尽くし、出るところがないのはわかっているはずなのに。





玄関先は　まず外からのドアがあって靴を脱ぐタタキがあって

部屋に入るには、もうひとつ引き戸があります。

この引き戸は　猫ちゃんが簡単に開けられないような重さになっています。

猫と同居する事がわかっている家ですから　、設計士の方が猫が飛び出ないように　

外に出るまで二重の扉にしてくれたので　これには　とても助かっています。


しかし、不思議な事にジュニは玄関しか出るところがないのは　十分にわかっていながら

隙あらば飛び出そう　という素振りは　今のところまったく見せません。

それも助かっています。





母のお膝で・・・


もう、半分は諦めて家猫修行は７０％くらい慣れたジュニですが

今日、思わぬ話がありました。

父に夕飯を運んだ時に、弟が「どうも　ネズミがいるみたいなんだ」というのです。

3年前までは、コーギー犬のコニーちゃんがいました。

その前は、茶々ぽんもいました。

犬猫がいなくなって、ネズミが我がもの顔をしてうろつくようになったようです。

姿はまだ見ていないのですが、糞と父のキャラメルが盗まれて

隅っこにキャラメル屑が大量にあったそうです。

とりあえず　怪しい場所は板で囲ったそうなので、しばらくは様子を見ることになりました。


夜、部屋に出てきているとなれば、気持ち悪いし不潔だし困りました。





孫と仲良し　ジュニちゃん


それで、「しばらく経っても現れるようなら　ジュニちゃんを養女に出すわ」と

弟は「レンタルで良いよ・・・」


適材適所と言いますか、ネズミ取りの名人ジュニには打ってつけのお仕事です。


なによりも、便利なのは（？）父は耳が遠いので

ジュニが夜な夜な鳴いても　まったく問題がないことです。


弟は「朝起きたら、死骸があったら嫌だなぁ〜」と言っていますが

見えない敵も気持ち悪いです。

第一、猫が居ると感じるだけでネズミは出てこなくなると思うのです。





戦後の混乱期は　ネズミを取る猫ちゃんは「良い猫」と珍重されてきましたが

現代でも、ジュニちゃんの様な仕事の出きるおんにゃは、有難がられるのですね。


「うるさ〜い」と叱られてばかりのジュニを必要としてくれているのは

すごく嬉しい限りです。


ジュニが鳴いて、福母がノイローゼになりそうだったとき、一度は実家に

預けようかと思ったこともありました。

ジュニがお外出入り自由だった頃、よく斜め前の実家の庭にも遊びに行ってました。

もし父が外に出してしまったら　簡単に家に戻ってきてしまうと諦めたのでした。


寒くなってきたし、鳴き叫んでも問題ないし、外に出さないようにさえしてくれれば

もしかしたら・・・ジュニちゃんをレンタルするかもしれないです。

父も猫好きだし、父に愛されたら　ジュニちゃんももう帰りたくないって、

そのまま養女になってしまうかもしれないですね。


福母は勿論さみしいけど、1日2回は会えるのだし、実家を守る仕事を

しっかりして欲しいものです。