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アリス
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H21.12月に脊髄軟化症となり、奇跡的に進行を止めることができたアリスの闘病日記です。娘のさくらも登場します(^_-)
7月15日 今日はアリスの誕生日永遠の6歳9ヶ月ですが、お空の上では8歳になりました 8歳のあ〜ちゃんは、どんな感じかな相変わらず食いしん坊で甘えん坊で 綺麗なクリーム色の毛色は、少し白髪が混ざって白っぽくなってきたかな まっ、もともと白っぽいから良くわかんないだろうね 車椅子も上達して まきろんが追い付けない位走り回ってるかなまきろん足遅いからなぁ〜 姿は見えなくなって、触れあう事もできなくて 寂しいけど心はいつも一緒 これからも ずっとずっと一緒だからね 2004年7月15日 愛知県刈谷市生まれ 三重県四日市市のペットショップで元飼い主と出会う 2005年11月28日 元飼い主の育犬放棄にて、まきろんの娘になる 2007年3月28日 5匹の子犬を帝王切開で出産。同時に避妊手術 2009年1月11日 椎間板ヘルニア グレード5にて緊急手術。術後状態安定にて、3日で退院。一週間安静ののち自宅リハビリ開始。 2009年2月 現在のかかりつけ病院へ変更し、鍼灸治療、水中トレッドミル、レーザー治療等開始 2009年4月 『今後、歩行不可能かも』と言われた矢先 数歩歩行 2009年7月15日 膀胱炎を繰り返し、検査の結果『尿膜管憩室』を発見。 5歳の誕生日に手術。 2009年12月 順調に歩行安定し膀胱炎も落ち着いた矢先、歩行不安定や尻尾を振らない 食欲減退あり、時間外受診し肝機能悪化が発覚。日帰り点滴を4日実施。しかし、悪くなる一方でついに機械でも測定不能の数値となる。入院治療開始。アンモニア数値も高く、肝性脳症発症。 入院中、意識障害見られず肝機能は改善したが 起き上がれない、後ろ足の感覚も消失 脇腹〜背中を触るとひどく痛がる等あり、進行性脊髄軟化症を疑い、岐阜県の病院でCT・MRI撮影する。 結果、進行性脊髄軟化症発症。余命数日〜一週間と申告される。安楽死も勧められる。 諦めていたが、主治医の前向きな姿勢に後押しされ 軟化症の治療開始。 旅行にいくつもりで取っていた連休も、旅行キャンセルし毎日面会へ。(偶然、旅行予定の連休と入院が重なり 最期かもしれなかった時を一緒に過ごせて良かった〜) 休診日も面会させてくださったスタッフさんに感謝です。 2009年12月25日 軟化症の診断から一週間。状態安定、食欲増量にてクリスマスに退院。 安静と関節マッサージ中心に過ごす。食事はお湯でふやかしたフードを全介助し、水分は哺乳瓶使用。足りない分は自宅で皮下点滴の指示 2010年2月 てんかん発作を起こす 2種類の抗てんかん薬と発作時用の座薬で対応。月に2度程発作を起こし、酷くなる一方。 その後、メディカルアロマやツボマッサージ ハーブチンキの存在を知り使用し始め、発作が激減する。 その後全身状態安定し、本格的に車椅子歩行を目指してリハビリ開始する。 自宅で温灸・立位訓練・起き上がり訓練 2010年12月 車椅子をオーダーメイドで作成。すんなり乗りこなし、毎日のお散歩を楽しめるまでに回復。 車椅子のお陰で筋力・体力がつき、室内でも自分で起き上がり、前足だけで歩くようになる。 2011年3月22日 定期受診し、問題なし。次回、血液検査しようと予定立てる。 2011年3月28日 子ども達の誕生日。 大好きなササミを食べる。 2011年4月2日 明け方から落ち着きなくソワソワ。次第に吐き気や咳が出てくる。朝食は絶食し、朝イチで診てもらえるように病院へ電話し、急いで病院へ。その時にはまだ起き上がる元気もあり、呼吸状態も悪くなかった。 病院到着すぐに検査・酸素室に入り、膵炎と肺水腫と診断。入院・治療開始。 夕方面会中に呼吸停止。処理で一度は呼吸回復するも、まきろん・さくら・先生・看護師さんの見守る中 旅たつ。 アリス 享年六年九ヶ月 車椅子の散歩もこれからどんどん楽しくなる。お友達の所にも行けると思っていた矢先の突然の出来事で 後悔も沢山。やれるだけのことはやって来たつもりでしたが 『覚悟』は出来てませんでした。 これもアリスの優しさなのかな だって、どうせお別れの覚悟なんて 出来ないもんね 『悲しそうなまきろんのお顔なんて、見ていたくなかったんだよ』 そんな声が 聞こえて来そうです
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