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アリス
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H21.12月に脊髄軟化症となり、奇跡的に進行を止めることができたアリスの闘病日記です。娘のさくらも登場します(^_-)
コメントに質問があったので、今更ですが アリスを襲った進行性脊髄軟化症についてお話したいと思います。 この病気は、脊髄出血と虚血の結果として脊髄壊死が起こり、72時間程で 上方向下方向に進行して犬の命を奪う恐ろしい病気です。 多くは椎間板ヘルニア発症時の椎間板物質突出、逸脱が引き金となります。 症状は一般的に後肢麻痺から徐々に麻痺の範囲が拡大して前肢にも麻痺が起こり、末期症状として呼吸困難、心配停止となります。 治療法は確立されておらず、細胞移植手術も研究の段階です。まれに進行が止まり車椅子で生活する犬もいます。 つまり、この病気は進行が止まるのが奇跡。 止める方法は残念ながらありません。 アリスの通う病院には『脊髄の炎症を押さえるかもしれない』強い薬を取り扱っていたので その薬を使いながら、あとは祈るだけでした。 このお薬も、効果があるとは言い切れません。 どうか一日でも早く、進行性脊髄軟化症の治療法が確立することを 心から願っています。
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