先日、NHKで犬に関する番組をやっていました。
犬ほど、犬種によって外観や大きさがこんなに異なる動物はないと。
チワワもマスティフも同じ「犬」です。
人間の手により、目的や趣向の為に改良されて色んな犬種が作られてきました。そんな内容の番組。
中で印象的だったのは、オオカミと犬の違い。
オオカミは人間を頼らない。
犬は、人と長く暮らしてきたので、問題解決に人を頼る、というもの。
実験は、エサを固定させて取れないようにします。
オオカミは、そのエサを必死に取ろうとして、でも取れないからイライラしています。なんとかして自力で取ろうとします。
一方、犬は、取ろうとするけど、取れないことが分かったら人を見ます。「これ、取って」という顔をします。人の側にきて自主的にお座りをして、アイコンタクトをします。
で、ルークはというと。
おもちゃにおやつをぎゅうぎゅうに詰めて渡すと、先ずは飛びついておもちゃを噛んだり転がしたりしておやつを出そうと試みます。
でもなかなか出てこないと、おもちゃを咥えてきて、私の前にゴトンと落とします。
そして「出して。」って顔をします。
黙ってそのまま返すと、またゴトン、と。
「違うねん、出えへんねん。」
「自分で出しいや。」
「だから出えへんねんて。」
の押し問答が楽しめます。(笑)
レトリーバーは人の手によって改良されてきた犬種だからでしょうか。
だったら原種に近い犬種はどうなのかな?とちょっと思ったりしました。
画像がないので関係ないけど先日の雪の写真を。