手作り食のセミナーに参加してきました。
手作り食といっても色々な考え方、やり方があって、私が最初に買った著者の本では『おじやがベース』な食事。
その次は『煮たり炒めたりがメイン』な食事本。
今回のは、『(骨付き)生肉と生野菜がメイン(一部加熱が必要な野菜もある)』な食事。
どれが正しくて間違っているとかじゃなくて、どれがうちの子に合っているか、だと私は思います。
たいてい、皆が最初にペットショップやブリーダーから「このフードがオススメです」と渡されたものを与えていて、それから「もっと他にこの子に合う良いフードは無いものか」と探して色々と試しているうちに、結局手作り食に辿り着いた。
私もそうだったし、受講した方の多くがそういう経緯だと思います。
なので手作り食も、色々あるやり方の中から試行錯誤して、うちの子に合うまさに『オリジナルフード』が出来ていくんじゃないかと思います。
今回参加して思ったのは、犬猫の食事に対する飼い主の関心の高さでした。
応募者が定員オーバーして、キャンセル待ちも出たそうです。
「手作り食」というと、「自己満足だ。」とか、「暇なんでしょ。」という意見も目や耳にしますが、何と思われてもいいと思っています。
「身体にいい食事を食べさせてやりたい」結局はそこだから。
今回のセミナーでは、食材の持つ栄養素や役割など、難しい部分もありましたが、それは知識として頭に入れておけばいいことで、気負わずに続けていくことが最も大切だという趣旨でした。
「素人が手作り食をするなら栄養学を勉強してから」という意見もありますが、最初にこういう本を読んでも頭に入らないと思います。(私がそうでした)
とりあえず、冷蔵庫にあるものを適当に。忙しいなら先ず一週間に一食でも。
美味しそうに食べているのを見ると嬉しくなって、週1が週2、3になります。
その内、身体や被毛に変化が現れると、もっと嬉しくなって自然と続いていきます。
そして「どうせならもっと身体にいい食事を」と欲が出て、その時にこういう本を読むと、頭に入ります。(私がそうでした)
私も手作り食に変えてからまだ1年も経たないので、初心者です。
きっと試行錯誤しながら、でも楽しみながら、これからも続けていくんだろうと思っています。