港の見える丘公園の正面から入って右奥に
赤いレンガの建物があります
そこが大佛次郎記念館^^
入り口の右側の猫の像に迎えられて200円を払い
中に入るといたるところに大佛次郎の持ち物だったという猫の置物がいっぱい♪
大佛次郎は大の愛猫家で、生涯五百匹の猫を飼ったらしい。
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猫の引越し 大佛次郎
私の家が猫好きだと知って、どこから来るのか人が猫を捨てに来る。
迷惑のことだが、私の妻が拾ってしまう。
一匹の猫なら可愛いが、猫も数十匹以上になって昼夜の区別もなく
家の中を駆けまわるのでは、決して可愛いものではない。
そこで私は大分前に妻や女中たちに申渡した。
「猫が十五匹以上になったら、おれはこの家を猫にゆずって、別居する」
この脅迫は、効き目があって十五匹で人口(?)は制限できた。
猫は私のように原稿を書いて稼がないからである。
捨て猫が入ってくると、女中が自転車で遠くに捨てに行く。
十五匹の猫は各自の皿を並べて食事をするのである。
念の為に算(かぞ)えて見たら十六匹いたことがあったので、
女中を呼び出した。
「おい、一匹多いぞ。おれは家を出るぞ」
と言ったら
「それはお客さまです。御飯を食べたら、帰ることになっています」
(西日本新聞 昭和三十三年十月二十二日掲載〜抜粋)
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大佛次郎記念館を出て薔薇園を見てみたらまだつぼみでした。
薔薇園の横にある歩道の木の上に猫ちゃん発見♪
木登り猫ちゃんに挨拶をして最後の目的地に向かいました。
中華街の本通の中ほどの関帝廟に向かう細い通りで
またもや猫ちゃんと遭遇♪
最後の目的地の横濱屋に到着^^
ここでガッツ猫という招き猫の置物を買いました♪