これまであまりブログには登場しなかったジュリですが、一昨日長年住んだ公園を卒業しました。
ものすごくビビりなその性格から、ジュリのこれまでは苦難の連続だったと思います。
古くからの公園の正規メンバーにもかかわらず、人を、猫を、犬を恐れ、私達にさえ警戒を緩めることはありませんでした。
ある時ふらりとやってきた飼い猫熊五郎が大の苦手で公園を去り、公園の入り口にあるお宅の外猫として生きてきました。
私達のことは忘れていなくて、通りかかると呼び止めて美味しいものをちょーだいな、と言うジュリ。私達もずっとかわいがってきました。
ところが最近風太がこの辺をテリトリーとし出して、風太も苦手なジュリはついに空き家となったアパートを見つけてそこで暮らしていました。
本来の居場所であるジュリのハウスからは風太が出てきたり、これでは怖がりのジュリの居場所はどこにもなかったはず。
かと言って風太も悪者には出来ず困り果てました。
もうこの寒さの中無理!と相棒が立ち上がり、捕獲器を仕掛けて捕獲に成功、その日のうちに保護宅へと連れていきました。ダリオがお世話になったお家です。
ジュリにとっては猫生最悪の激動の一日だったことでしょう。そのお家に慣れてくれるかどうかまだ不明ですが、せめてこれからは安心して暖かい所で過ごしてくれたらと思います。
私達もジュリに会えなくなるのは寂しいけれど、ジュリの幸せを祈っているからね。
ジュリは昨日簡単な健康チェックをしてもらい、16歳としては上々とのお墨付きをいただきました。ジュリちゃん、よく頑張ってきたね。あなたが幸せになることを皆で祈っています。