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小梅(東)
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サビ猫2匹、茶トラ一匹、それぞれ生まれも育ちも違う3ニャンズのお話
2012年夏の熊五郎です。 熊五郎が最初に公園に現れたのは、同年の春頃と記憶しています。 ある時から勝手に公園のご飯の時間にまざっていました。 しかし熊五郎は飼い猫。それも血統書付き、耳立ちスコティッシュフォールド! なんで公園にご飯を食べに来るのか。 相棒撮影の心に残る一枚。 熊五郎はいつもどこか外で出会う、この辺でも有名な猫です。 公園猫にはうざったいと思われていますが、 人懐こく熊五郎のファンは多いのです。 子供たちにも人気。「この猫はさわらせてくれるから」だそうです。 熊五郎は結構気が強く、何か与えないと小春たちのご飯の邪魔をするので 私達は仕方なく熊五郎にも少しご飯を与えてきました。 当たり前のように毎日やって来ていた熊五郎。 雨の日にも来ていた・・・ お家のある子がなぜ・・・ お家より公園の方が楽しいのでしょう。 最近だいぶ痩せてきていた熊五郎。 今年14歳と聞いています。 3月頃からでしょうか、以前のように毎日やってこなくなりました。 もう公園のメンバーのようになってしまっているので、 来ないと心配になりました。 が、どうやら熊五郎は居場所を移動したようなのです。 行き先は少し離れたところにある公園。 ここでも猫のお世話をしている人がいて、 どうやらその人からもらっているらしい、との話を聞きました。 その人に会えない日は猫崎公園に来ることにしていたのでしょう。 引っ越しをした熊五郎はこんな感じで別の公園の住人となったようです。 おかげで小春たちは平和にご飯を食べられるようになりました。 熊五郎はお家にも帰らず、私たちの公園にも来ず、 新しい居場所を見つけたようです。 どこにいてもいいけれど、ひとたびかかわった猫の事は気になるもの。 君もだいぶお年なのだから、 そろそろお家に帰って残りの猫生を飼い主さんのもとで過ごしては どうなのかな、と私は思っています。
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