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小梅(東)
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サビ猫2匹、茶トラ一匹、それぞれ生まれも育ちも違う3ニャンズのお話
猫崎公園の卒業生、元トミー、現在はトミ黒に会ってきました 公園の相棒、猫崎家の王子に迎えられて1年3か月、 すっかり家猫らしくなりました トミ黒 又誰か来たにゃ〜 お昼寝の時間なのに、迷惑だにゃ〜 す、すみません、お邪魔します<m(__)m> 私が初めてトミ黒を見たのは今の家に引っ越して来て半年ほどたった頃でした。 2008年11月の写真です。 この公園には猫がいっぱいいると気づき 時々通るようになりました 当時いつもいたのがこのトミ黒とぶーちゃんでした よくベンチで誰かの膝に乗っているトミ黒を見て、 こんな大人しくて人懐こい子が、どうして飼い猫にならないのだろう、 家猫になれたらいいのに。 いつもそう思ったものでした。 ちょうど同じころ、この町に引っ越してきた猫崎さんも この公園でトミ黒と出会っていました。 ある夜、帰り道、まさにこのベンチに座ると トミ黒がするりと膝に乗ってきたそうです トミ黒はやさしい子でした 猫好きの人々の心を癒すと同時に 公園猫皆から慕われていました この写真は、2012年、この時余命半月だった弱った花ちゃん(右)に 「お水は、こうやって飲むんだよ、花ちゃん!」と寄り添っていたトミ黒、 今も皆の心に残る珠玉の一枚です 実際、トミ黒を飼い猫にしようと試みた人は何人かいたそうです ある時は、スワロフスキーのきらきら首輪をつけられていたこともあったとか。 でもトミ黒は「ボクは公園がいいにゃ」と 結局公園に戻ってきて、誰の飼い猫にもならなかったそうです。 この写真は縦横を間違えたわけではありません。 横になったままタワーのポールで爪とぎをするトミ黒 横着モノめが キミはすっかり家猫だね〜 トミ黒 だって、ここホットカーペットであったかいんだも〜ん トミ黒は今年11歳になります。 2012年秋に眼を患ってこのまま公園では暮らせないと 猫崎さんが家に迎え治療を続け、その後完治、 それ以外は健康状態も優良です トミ黒 公園の生活は楽しかったけど もういいかな、と思ったんだ。 そろそろ公園を卒業して、家猫になることに決めたんだ。 だって、長いこと待っていた「ママ」にようやく出会えたから せっかく家猫になったのだから、あと10年は頑張るよ だってボクがいなくなったらママ泣いちゃうから 公園で何人かの人に聞かれました。 「あの〜黒っぽいしましまで、尻尾が短くて、人懐こい猫、いましたよね? 最近見ないけど、あの子どうなったのでしょう」と。 その都度私は、「やった〜」と心の中で思いながら 「ああ、あの子なら、ご縁があってお家に迎えられましたよ 今も元気で幸せに暮らしています」と答えました。 もうトミ黒が公園を卒業して一年以上たっているのに、 あの子の事を気にかけてくれる人が今もいることを嬉しく思います。 2008年当時、この子が家猫になったらいいなと思っていた私の夢は 意外なかたちで実現したわけです。 さて、最後にトミ黒の奇妙な癖です 指の毛を噛んでちぎっているのです 何をしているのかなぁ 飼い主さんは知りたがっています。 どなたかご存じの方はいらっしゃいますか。
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