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大学病院の予約が取れてホッとしたら、ママと遊びたくなっちゃった。 僕「ダンスの練習したいな〜」 ママ「いいよ」 公園では、基本ポジションの練習をしてるけど、 お家では ちょっとサボリ気味。 春の大会まで仕上げないといけないから、頑張る事にしたよ。 僕は、車椅子に乗って準備。 ママは、CDとCDプレーヤーを用意してスタンバイOK! ママ「ついて」 僕「はい」 クリスマスソングを聴きながら、 テクテク ポテポテ トコトコ 最初、ママの右側についちゃった。 そしたら、 ママ「そっちは、『あとへ』だよ」 「『ついて』は、どっち?」 僕「あっ、そうだった…」 「間違えちゃったよん」 『ついて』と『あとへ』を勘違いしてしまった僕。 直ぐに、ママの左側へ移動。 ポジションに着いた直後に、ママを ジー。 アイコンタクトしたら、 ママ「そう、いい子だね〜」 「じゃあ、もう一度 やってみよう」 褒めてくれたけど、やり直しになっちゃった。 ママ「ついて」 僕「はい!」 今度こそ、間違えないようにしよう! ママが、さっきと違う向きに立ってるけど 左側にテクテク ポテポテ トコトコ 移動して、直ぐに アイコンタクト〜! ママ「OK!」 僕「やったあ!」 大正解の動きが出来たから、 ママの笑顔と褒め言葉のギャラが貰えた。 喜んでいたら、1欠片の鹿肉チップが お口の中に〜! ママ「ついて」 僕「はい!」 クリスマスソングに合わせて、ママとダンシング〜♫♫ 8カウント 前進して〜 ママ「待て」 僕「はい」 ママが、僕の周りを ぐる〜り 1周。 ダンスを習い始めた時は、ママが 僕の周りを回ろうとすると一緒に動いちゃった。 でも、今は じっと待つ事に慣れてきたよ。 と言っても、 ギャラを見ながらだったりするけどね〜。 ママ「クッキー君、上手だね〜」 「次は、『サイド』で横移動しよう」 僕「うん!」 今度は、ママの前側に立って お顔を右側に。 ママ「サイド」 僕「はい!」 ママは、{丁度いいスピード}を意識しながら 蟹さんみたいに横にステップ。 僕は、ママの前側で 正しいポジションをキープしながら前進〜。 これは、16カウント 続けてみたよ。 ノリノリで、とっても良い感じ。 テンションが上がってきたかも〜!
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