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クッキー
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次は、お風呂場でリハビリだ。 昨夜の残り湯を、僕専用の浴槽に〜。 ハイドロセラピーの先生から、「34度のぬるま湯で」と指導されたの。 一晩、明けたけど ママが手で温度を確認したら、適度な温度に感じたから再利用。 「どこかで 水温を計測する物を買ってこようかな…」と、毎回 思いつつ 買ってない。 ママ「クッキー君、どうぞー」 僕「はーい!」 ママに抱っこして貰って、そ〜っと 専用の浴槽に入った。 胸の高さまでのぬるま湯に浸かりながら、 スーハー スーハー 呼吸をするだけ。 後ろ足は、 ふわ〜っと浮いちゃってるけど 気にしない。 お座りして呼吸しているだけで、弱った心肺機能のトレーニングになるのだ。 ママ「クッキー君、2月で10歳だね」 「これからも、ずっとずっと一緒にいようね」 「その為に、リハビリとマッサージを 続けてあげるからね」 「お散歩とかダンス練習、オモチャ遊びの途中で呼吸が苦しくならないようにしてあげるからね」 僕「いつも、ありがとう〜」 ママとラブラブしながらだって、トレーニングが出来ちゃう。 あ〜、だんだん 喉が渇いてきちゃったな…。 お水が欲しくなっちゃった。 そうだ、 この ぬるま湯を飲んじゃえ! ペロペロ ペロペロ ペロペロ ママとラブラブした後、 喉が乾いてきちゃった僕。 浴槽の中の ぬるま湯を飲んじゃった。 そしたらね、 ママ「汚いから、止めなさい!」 「そろそろ、上がる?」 ママに、叱られちゃったよん。 僕「そろそろ、歯茎チェックを 宜しくです」 ママ「うん、チェックしてみよう」 歯茎を押してみて、色の戻り方が遅かったら 酸欠状態になるサイン。 直ぐに色が戻ったら、大丈夫。 ママに調べて貰ったら、色の戻り方は 大丈夫だったよ。 でも、これ以上 続けると 酸欠状態サインになりそうな予感。 上がる事にした。 ママ「お風呂のリハビリは、おしまいでーす!」 「ドライヤーで乾かそうね」 僕「うん」 時間にして、5分位かな…。 それとも、2〜3分だったかな…。 時計を見てないから確かじゃないけど、そんなに長い時間のリハビリではないの。 でも、このリハビリは 効果覿面! リハビリをやった後は、声に張りが出てくるんだよー。
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