おできが、気になっちゃう
呪文でドアが開いたら、大好きな窓際に 前足猛ダーッシュ!
タッタッタッタッタ〜!
あっ、僕の前足君 まだ 力が残ってたー!
ハウスに入る前に、お外の様子をチェックしておかないとね。
どれどれ、耐震性のある水道管に変える工事は 終わったみたいだな…。
さてと、ハウスで 休むとするか…。
ママに下半身を支えて貰って、おいっちに〜 おいっちに〜。
よっこらしょ。
お水を、ペロペロ。
喉を潤していたら、
ママ「これから、銀行に行ってくるから お留守番しててね」
僕「えっ、出かけちゃうの?」
お留守番って言われちゃった。
直ぐに帰って来てくれると良いのだけど…。
ママ「じゃ、行ってくるからね」
僕「うん、いってらっしゃい」
僕、左前足君のおできが気になって カチカチ カチカチ
舐めてみたり、歯で咬んでみたりしちゃった。
去年だったか、一昨年だったか 発見した おでき。
あれから、大きくもならないし 小さくもならない。
急に、気になって いじちゃったの。
そしたら、
ママ「あんまり、いじってるとバイキンが入って大きくなっちゃうかもよ」
「止めなさい」
僕「大きくなるのは、嫌だな」
「止めておく」
ママに注意されたから、いじるのを止めたよ。
バイキンが入って、大きくなったら嫌だもん。
ママは、僕が寝たのを確認してから銀行へ。
僕は、ママが 帰ってくるまで お留守番を頑張ったよ。
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