見て、見ないふり
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僕が遊び始めたら、付いて来てくれるかと思ったの。
でも、振り向いたら メグちゃんの姿が消えていた。
メグちゃーん、どこにいるのー?
ここかな…。
うーん、ベンチの下には隠れてないか…
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「WONWONWONWON!」
「おはよう〜!」
あっ、この声は、メグちゃんの声だ!
タッタッタッタ〜!
声が聞こえて来た方向を、ジー。
見ていたら
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メグちゃん「おはよう〜!」
「あなたとは、確か会った事あるわよね?」
ワンちゃん「はい、覚えててくれてたなんて光栄です!」
「一緒に、遊びましょう〜!」
ワンちゃん、しっぽフリフリ メグちゃんとご挨拶しているのが見えた。
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メグちゃん「一緒に遊ぶのは良いけど、クッキー君が何て言うかしら…」
ワンちゃん「あっ、もしかして
デートの邪魔をしてしまったかな…」
「ごめんなさい」
「もう、お散歩が終わったから 帰ります!」
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メグちゃん、 若い男の子に誘って貰ってる〜!
僕の事を気にしてるけど、良いよ。
ちょっと、ジェラシーを感じてしまったかも…。
見て、見ない振りしちゃった。
そしたら、若いワンちゃん
お家に帰っちゃったよ。
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