ようこそ!ペットストリートへ
クッキー
ブログ記事一覧
[最新] [↓] [↑]
ブログカレンダー
スライドショー
コメント(6)
戸籍
リンク
口コミ
口コミ一覧を閉じる
笑顔が戻るくらい回復したから、バギーから降ろして貰った。 さあ、ゴールまで頑張ろう! テクテク ポテ… 歩きだそうとしたら、 「だ…だれか 助けて〜!」 助けを呼ぶ声が聞こえて来たの。 僕「ママ〜、また 助けを呼んでるよ〜」 ママ「本当だ〜」 「誰が呼んでるのかな…」 僕とママが見回してみたら いたいた〜! 虫さんがひっくり返っていたよ。 あれ…、よく見ると 下半身がない! どうしちゃったの? ママ「どうして、下半身がなくなっちゃったの?」 「起こしてあげる」 ママが、そ〜っと 手で掴んで 通常の姿勢に戻してあげたよ。 僕「虫さん、大丈夫?」 「下半身がなくなって、歩きづらいよね」 「僕は、下半身が麻痺してるだけなの」 「上半身だけの力で歩いてるけど、これは 車椅子に乗ってるから」 「虫さんも、車椅子があると良いね」 虫さん「はい、気がついたら こんな姿で バランスが取れないんです」 虫さん、上半身だけで 前に進もうと 頑張った。 すると 前のめりになって、ヨロヨロヨロ〜 また、ひっくり返っちゃった〜! 羽根も、ちぎられてるよ。 これって、誰かにイタズラされちゃったのかな…。 それとも、 誰かに食べられちゃったの? 僕「羽根もちぎられて、下半身もなくてバランスが取れないなんて…」 「このまま、生き続けられるのかな…」 ママ「うーん、どうだろう…」 何度も 起こしてあげたけど、その度に ひっくり返っちゃう虫さんが とっても心配になってきた。 でも、 僕とママ 帰らないと…。 ママ「ごめんね、最後まで助けてあげられなくて」 「車や自転車に轢かれないように気をつけてね」 虫さん「はい、ありがとうございます」 もう一度、 通常の姿勢に戻してあげて 道路の端っこに 移動させて バイバイ。 「大丈夫かな〜」って振り向いたら、また 前に進もうとしてひっくり返った姿が見えたけど「ごめんね」って謝りながら ゴールを目指した。 こんな姿になった虫さんの気持ちを思うと、辛い…。
コメント(0) |
>>ブログ利用規約