僕だって、やれば出来るさ！ | クッキーのMY ROOM - ペットストリート

メグちゃんを別れた後も、バギーに乗って　エッサホイサ　　エッサホイサ

平坦な道になってから、降ろして貰って　テクテク　　ポテポテ　　トコトコ

ママの右側を歩こうとしたら

ママ「ついて」
僕「はい」

『ついて』と言われたから、左側に戻ったよ。

普段の散歩でも、初心に戻って　左脚足の練習　だって〜。

ママがリードを握りながらバギーを押すから、僕は、ママよりも前を歩く形になっちゃう。

これじゃ、正しい脚足じゃないね。

でも、

ママ「クッキー君、そのくらい　リンク内でも元気よく歩けると良いな〜」
「上手だよ〜」

ママが褒めてくれた。

人前だと緊張して、トボトボ歩きになっちゃう僕。

普段から、「ママより先に歩くぞ！」くらいの気持ちで歩くと　本番で　ちょうど良いスピードになる計算だと、ママが勝手に言ってるよ。



前方に、お散歩中のワンちゃんが見えた途端、オドオド。

ゴミを捨てにやって来た　おば様が近づいて来ては　オドオド。

何だか、『ついて』の練習どころじゃない。

ママ（心の中）「こう言う時にも、ママだけに注目出来るようにしないといけないんだな〜」

ママは、僕の姿を見て　反省しながら　テクテク　　テクテク　　テクテク



目の前にお家が見えて、

「やっと、ゴールだ〜！」

門扉まで、ラストスパートをかけようとしたら

ママ「コンタクトを取る練習するよ！」
「おいで」
僕「う…うん…」

空き地に連れて行かれた。



ママ「普段の散歩からコンタクトを取る練習してないと、ダメでしょ？」
「車が通っても、人が通っても、ワンちゃんが通っても気にしない！」
「やるよ！」
僕「は…はい！」

ドッグダンス体験会が終わった後から、ママの態度が　全く違う。

どうやら、新しい仲間に　刺激されているようだ。

僕も、のんびり構えていられなくなってきたかも…。

バギーを停めて「正しい左脚足」から、スタート！

空き地の中を、あちこち　適当に歩いて　ストップ！

僕は、ママの左側に　ピタっと着いて　ママと一緒に　テクテク　　ポテポテ　トコトコ

ママが止まった時、　ボ〜っと　前を向いて　止まってた。

そしたら、ママが　身体の色んな場所を叩いたような気がしたよ。

でも、遠くから聞こえるような気がしただけ。

だから、無視しちゃったの。

ママ「あっ、これがY先生に言われた『もっと、ハッキリした音、メリハリのある音を出してあげましょう』か…」

ママは反省して、もう一度　チャレンジ！

あちこち歩いてから、ストップ！

ママが音を出そうとするかしない時に

僕「ママ、何するの？」

僕が見上げて、コンタクトを取ったら

ママ「おお〜、出来るじゃないの〜」
「そう、お利口さん！」

ギャラは、オヤツを持ってなかったから　代わりに　大げさに褒め言葉をくれたよ。

身体も、いっぱい　触ってくれて　褒めてくれたから、僕　嬉しくて　前足ピョンピョンしちゃった〜。


　

僕だって、やれば出来るさ！

普段の散歩から『コンタクトを取る練習』は、おしまい。

お家を目指して、テクテク　　ポテポテ　　トコトコ



ゴールに着いたら、こんな顔になっちゃった〜。

前足君、今日も　ありがとう〜！

早く、冷えたお部屋で休みた〜い！

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