ドーナツちゃんの新しい遊び方 その3
ママが、楽しいことを考えてくれてるみたい。
なんだろう…。
ママ「また、ドーナツちゃんを持って走るから追いかけてね」
僕「うん!」
また、ドーナツちゃんを追いかけるんだって〜。
ママが、ズボンの後ろにぶら下げながら タッタカッタッタッタ〜!
僕は、ぶら下がってるドーナツちゃんを取りたくて タッタッタッタ〜!
キャッホーイ!
楽しいな〜♪♪
リビング → 廊下 → リビング → 廊下 → リビング → 廊下 →リビング → 廊下
3周くらいしたところで
とったどー!!
ママのズボンからぶら下がったドーナツちゃんを、ついにゲット!!
ホッとしたら、お外が気になっちゃった。
ドーナツちゃんを咥えたまま、ジー。
あ〜あ、路面もウッドデッキもびしょ濡れだな〜。
明日は、晴れると良いな〜。
外を眺めてたら、
ママ「よし、いまだ!」
僕「返して〜!」
また、取られそうになっちゃったの。
必死になって、引っ張ったよ。
ママ「クッキー君の顎の力って、凄いね〜」
「今の勝負は、引き分け〜」
僕「もう、終わり?」
「もっと、引っ張りっこしたかったけど、今日は この辺で止めておこう」
夢中になって遊んでたら、僕もママも 息が上がって来ちゃったから おしまいにした。
引っ張りっこの勝負は、引き分けだったよ〜!
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