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クッキー
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パパの実家に到着したのは、10時頃。 パパ「ただいま〜!」 ママ「お邪魔しま〜す!」 僕「お世話になりま〜す!」 ばあちゃん「あら、いらっしゃい!」 「寒かったでしょ?」 ママ「北斗星は、暖房が効いてたので大丈夫でしたよ」 「それに、下にヒートテックのシャツを着てるので、そんなに寒さを感じません」 パパの実家の玄関前は、 雪が凍ってたり、雪かきした雪が積もってたり。 そんな景色を見るとブルブルしちゃうけど、ヒートテックシャツやヒートテックの靴下を履いて来て大正解! 僕は、オシッコ&を出して貰ってからコートを脱いで車椅子に。 わ〜い、わ〜い、 久しぶりの匂いだ〜! あっ、喉が渇いたな…。 タッタッタッタッタ〜! ペロペロ ペロペロ 僕「じいちゃ〜ん、何か食べるものある?」 じいちゃん「これは、タバコの灰皿だから ダメだよ」 僕「ママ〜、おやつは?」 ママ「何か芸を見せたら、あげる」 一発芸か…。 何にしよう…・。 ママ「ドッグダンス、見せちゃう?」 僕「うん、まだ 練習中だけどね」 ママと相談して、 練習中のドッグダンスを披露してみる事にした。 見ているお客様は、 パパ・パパの弟 M君・ばあちゃん・じいちゃん。 パパの実家では、初めて披露するから上手く出来るか心配。 でも、いつもの練習やTOMDOGさんのアドバイスを思い出しながらやればいいよね。 ママ「クッキー君、待て」 僕「はい!」 先ずは、右脚足でスタンバイ。 ママ「右!」 僕「はい!」 ママの指示通り、 右脚足で前進。 ママ「おまわり」 僕「はい!」 ママと向かい合って、 右回りに クルリ〜ン。 また、ちょっと 前進してから ママ「スルー」 僕「はい!」 ママの左側から右側に。 今度は、右側から左側に〜。 上手に出来たら、 ママが隠し持っていた ササミボールをくれたよ〜。 M君「おお〜、これを練習しているのか」 「凄いね〜」 ママ「スルーは、私の姿勢が悪くなるのを直さないといけないんですけど、やっと出来るようになりました」 パパ「クッキーは、まだ これしか出来ないけどね」 ママ「人前で出来るようになるまで、長い道のりだったの」 「みんなの前で、これだけ出来るようになったのって成長だと思うな〜」 M君は、凄く褒めてくれたのけど、パパが 『これしか出来ない』って言うから ママが反論してた。 みんなは、どう思う? M君は、 僕のドッグダンスを見てから バイバイ。 お家に帰って行ったよ。 その後、僕は 車椅子を降りて ひと休み。 でも、じいちゃんに遊んで貰いたくて コロコロカートの中から毛布を引っ張り出して持って行った。 じいちゃん「クッキー、毛布で遊びたいの?」 僕「うん」 じいちゃん「それなら、じいちゃんに毛布をちょうだい」 僕「どうしようかな〜」 じいちゃんに遊んで貰いたいけど、毛布を取られたくない。 暫く考えちゃった。 そしたら、 ママ「緑色のタオルがあるので、これで引っ張りっこ出きますよ〜」 ママがコロコロカートの中から緑色の細長いタオルを取り出して、じいちゃんに渡したの。 じいちゃん「クッキー、遊ぼう!」 僕「うん!」 僕の目の前に、タオルをヒラヒラ〜。 僕は、タイミングを見計らって お口でキャッチ! ひっ張りっこ。 じいちゃんが、タオルを隠して お宝探ししたり。 たくさん たくさん 遊んでくれたよ。 ふと、じいちゃんを見たら 嬉しそうに笑ってた。
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