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クッキー
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お部屋の中でマッタリしてたら、 ロフトからパパが降りて来た。 パパ「おはよう〜」 「天気は、どう?」 ママ「曇りって感じかな」 僕「海で泳げると良いな〜」 僕達の旅行の目的の一つは、海で泳ぐこと。 天気が気になっちゃう。 どうか、 雨が降りませんように。 パパ「タバコを吸ってくるね」 玄関に灰皿が置いてあって、 喫煙できるようになっているのだ。 パパは、着替えて 玄関で 一服 プカプカ〜。 パパが戻って来たら、 トントントン オーナーのご主人「朝ごはんの用意が出来ました」 「外で食べますか?」 オーナーのご主人が、呼びに来てくれたよ。 パパ「はい、お願いします」 ママ「お願いします」 お庭で食事が出来るって、素敵! パパとママは、 即効で返事しちゃった。 ママ「せっかくだから、クッキー君も連れて行ってあげようよ」 パパ「そうだね」 「車椅子に乗り換えさせてあげよう」 パパとママが食事をしてる間、 僕は、お庭を自由に遊べるようにって 車椅子を持って玄関へGO! 車椅子に乗り換てたら ママ「クッキー君は、朝ごはんを先に食べちゃったから、おやつを持って来るね」 僕「ヤッタア!」 ママが、お部屋に戻って おやつが入ったタッパーを持って来てくれたの。 ママ「お待たせ〜」 ママがテーブルの上に、おやつ入りタッパーを置いた途端、 パパ「クッキー君、おやつ 食べる?」 パパが、おやつを出してくれた。 僕「おやつ、ちょうだ〜い!」 パパ「じゃあ、こっちにおいで〜」 僕「パパ〜、 早く ちょうだいよ〜!!」 パパ「今あげるから、落ち着きなさい」 パパ「落とさないように食べるんだぞ」 僕「うん」 カボチャのクッキーを、少しずつ パクリッ ムシャムシャ パパの手から、数回に分けて貰っちゃった〜。 普段は、監視の目が厳しいけど、 ママが ニコニコ笑顔で見守ってくれている。 僕とパパの様子を、優しい眼差しで見てくれてるって嬉しいな〜。 ふと、お空を見上げたら、雲の間からお日様が顔を出してくれていた。 このまま晴れてくれたら、海で泳げるかも〜! ちょっと期待したりして…。 オーナーご主人「用意が出来ましたよ〜」 パパ「ありがとうございます」 ママ「ありがとうございます」 僕達が、お庭で遊んでいたら 朝ごはんの用意が出来上がっていた。 パパ「コーヒーの香りが良いね〜」 パパは、早速 コーヒーにミルクを入れて ゴックン ゴックン。 さあ、パパとママの朝ごはんが始まったよ〜!
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