1日の始まり | クッキーのMY ROOM - ペットストリート

今日　ママは　４時に　ソファーから起き上がってきた。

ママ「おはよう〜」
僕「おはよう〜」

ママ「起きる？」
僕「うん」

昨夜は、　余震もなく　　久し振りに　ゆっくり眠る事が出来たかも…。

お外は真っ暗だけど、　僕もママも　おめめパッチリ！



ドアを開けて貰って、　よっこらしょ。　　前足ズリズリ。

クンクン　　　クンクン　　　何か臭う…。

もしかして、　僕のオシッコかな…。

絞り出して貰う時、　オシッコが勢いよく飛び出すと　シートからはみ出しちゃう事があるの。

多分、　その時の臭いが染み付いてるのかもね。

晴れたら、洗って貰おう〜っと！




僕「ママ〜、オシッコ＆をお願いします」
ママ「かしこまりました」

今日も、朝一番のオシッコ＆を出して貰って　スッキリ〜。

僕「あれ…、ｐHは調べないの？」
ママ「この前、４時に調べたら高い数値だったでしょ？」
「でも、定期検査では正常値だったから　朝ごはんを食べた後に調べてみようよ」

僕「そうだね、高い数値の時間帯を把握する意味でも食後３時間してから調べてみよう」
ママ「じゃあ、そういう事にしようね」

試験紙で検査するのは、≪朝一番か食後３時間経過してから≫

この前、４時に検査したら高い数値だったから、　朝ごはんを食べてから検査してみる事にしたよ。



さてと、　ソファーに乗って　パパが起きるのを待とうかな〜。

ママに抱っこして乗せて貰ってから、ベッドの中へ。



ママは、　朝食準備をスタート！　　トントントン　　ジュッ　　ジュッ〜！

僕は、キッチンから流れるBGMを聴きながら　　マッタリ。

そこへ、　　パパが起きて来た。

パパ「おはよう〜」
ママ「おはよう〜」

パパは、目覚めの一服　　プカプカ〜。　　TVのスイッチON!

ママ「昨日、原発の３号機から灰色がかった煙が出たって言ってたけど、どうなっただろう」
パパ「う〜ん、気になるね…」
僕「放水作戦、成功したんじゃないの？」

ママ「放水作戦で、温度が下がったって言うから『冷す』という作業は、成功なんでしょ？」
パパ「どうなんだろう…」

僕達は、専門家じゃないから　　あれこれ　勝手な事を言ってしまう。

これからも、東電のスタッフさん・官房長官・専門家さんからの　正しい情報を取得せねば！

福島県の皆さんは、僕達ファミリーよりも　もっともっと不安を抱いていらっしゃるから、僕達が落ち着かなくちゃね。

関連ニュースを見ていたら、　朝食準備が整った。

ママ「出来たよ」
パパ「うん」

パパとママ「いただきます」

パクパク　　　モグモグ　　　TVを見ながら　　パクパク　　　モグモグ　　　　ゴクゴク

僕達ファミリーの１日が、こうして　始まったのだった。

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