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クッキー
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隣りのお家と空き地の間には、 物凄い高さの段差がある。 落ちたら、骨折の危険性もあるかも 僕は、心配で 心配で 仕方がない。 僕「ねえ、もう降りたら?」 「メグちゃん、怪我したらデート 出来なくなるよ」 メグちゃん「う…うん…」 「もう少し、スリルを味わいたかったけど 降りるわ」 僕が、近づいて行ったら 平均台ごっこを止めて 降りたよ。 メグちゃん「クッキー君〜、こっちから帰りましょ〜!」 僕「待って〜!」 メグちゃんの足は速いから、 あっと言う間に空き地からいなくなっちゃった。 メグちゃん、 どこに消えたの? メグちゃんの姿を見失った僕は、 暫く ジー。 でも、 どうしても見当たらないから マイカーに乗る事にした。 車椅子ごと乗って、 エッサホイサ エッサホイサ ここからなら、 高いから メグちゃんの姿を発見できそうでしょ? エッサホイサ エッサホイサ エッサホイサ メグちゃん「クッキー君〜、ここよ〜!」 僕「あっ、そんな所にいたのか…」 メグちゃん「クッキー君が、なかなか来ないから 待ってたの」 僕「ありがとう」 メグちゃん、曲がり角で 僕を待っていてくれたよ。 メグちゃん「じゃあ、帰りましょ!」 「まだ、車椅子で歩く体力残ってる?」 僕「うん、大丈夫だよ」 メグちゃんを先頭に、 テクテク テクテク テクテク 僕は、メグちゃんの後ろ姿を見守りながら テクテク ポテポテ トコトコ 可愛い 後ろ姿だな〜。 鼻の下が伸びそうなのを我慢しながら、歩いていた。
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