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クッキー
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愛の力のお陰で、 一回もママに手伝って貰わないで スロープを登りきれた。 さあ、メグちゃんを捜しに レッツゴー! テクテク ポテポテ トコトコ あれ…、 ここにはいないか…。 もしかしたら、 あそこかも! メグちゃんが好きな場所と言えば、狭い通路。 あれれ…、 いないな…。 という事は、 隙間かも! メグちゃんは、狭い通路の他に 隙間も好きなんだよね〜。 ここかな…。 あっ、 いた〜! 倉庫と倉庫の狭い隙間を難なく通り抜けて、反対側に出ているメグちゃんを発見! 僕は、車椅子だから 隙間は通れない。 急いで、回り込んだの。 僕「メグちゃん、み〜つけた〜!」 メグちゃん「さすが クッキー君!」 「私の事をよく知ってるわね!」 僕「うん、付き合って もう直ぐ2年目になるから メグちゃんの好きな場所が分かってきたの」 メグちゃん「そうか…、私達って 付き合ってもう直ぐ2年になるのね」 メグちゃん「ねえ、今度は 違う場所を探検してみない?」 僕「いいよ」 メグちゃん、 僕が探し当てられるか 試したのかな…。 今度は、違う場所に移動したよ。 メグちゃん「ねえ、ここに登ってみたくない?」 僕「う〜ん、そこの段差は、僕達の短い足じゃ、無理だと思うな〜」 メグちゃん「じゃあ、止めるわ」 「違う場所にする!」 テクテク テクテク テクテク テクテク テクテク 段差に登れないと諦めたメグちゃんは、 探検に出かけて行ったよ。 あらら、 せっかく 一緒に遊ぼうと思ったのに 行っちゃった…。 追いかけようか…、 それとも、 戻って来るまで 待つか…。 男は、 迎えに行くべきか…。 僕は、暫く 様子を伺いながら 考えた。
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