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クッキー
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そうだ、 僕からメグちゃんを誘ってみよう! 僕「ねえ、一緒に探検しようよ!」 「ここ お宝が出てくるかも…」 テクテク ポテポテ トコトコ クンクン クンクン メグちゃん「クッキー君が誘ってくれるなんて、嬉しいわ〜」 「お宝、ありますように」 テクテク テクテク クンクン クンクン 僕が匂いを嗅いだ場所を、 メグちゃんも 念入りにチェ〜ック! メグちゃん「ねえ、ここは落ち葉ばかりで見つけにわ〜」 「登ってみましょう!」 タッタッタッタッタッタ〜! 僕「メグちゃん、待って〜!」 メグちゃんの真似をして、 段差を よいしょっと! テクテク ポテポテ トコトコ メグちゃん「う〜ん、この植え込みの下も お宝 ないかしら…」 クンクン クンクン 僕「『ここ掘れ、ワンワン!』って 掘ってみる?」 メグちゃん「そうね…」 「でも、掘っても何もなかったら体力を消耗するだけだと思うの」 僕「じゃあ、違う場所を嗅いでみて、お宝がありそうだったら掘ってみようよ」 メグちゃん「うん、賛成〜!」 メグちゃんと仲良く 探検していたら、 初対面のシェルテイーちゃんがやって来た。 メグちゃん「クッキー君、ごめんなさい」 「ちょっと挨拶してくる!」 タッタッタッタッタッタ〜! 僕「メ…メグちゃん…」 「また、行っちゃった…」 メグちゃん、 シェルテイーちゃんは 怖くないんだって〜。 挨拶に行っちゃったから、僕 取り残されちゃったよん。 シェルテイーちゃ〜ん、 おはよう〜! 植え込みの木の葉っぱの間から覗いてみたら、 メグちゃん 積極的に挨拶してた。 …で、暫く待ってたら メグちゃん「クッキー君、ただいま〜!」 メグちゃんが戻って来てくれたから、 僕も 段差を降りて よっこらしょっと! 僕「お帰りなさい」 メグちゃんの背中に お鼻をつけて チュッ 僕「今日は、なかなか2人きりの世界になれなかったね」 「そろそろ、帰る?」 メグちゃん「うん、私達の足だと 時間がかかるもんね」 次から次に、 お散歩中のワンちゃんが来て なかなか 2人きりの世界にはなれなかったけど、 たくさん 遊んだから 帰る事にした。 お水を貰って ペロペロペロ。 メグちゃんも、 お水を貰って ペロペロ。 喉を潤してから、 テクテク ポテポテ トコトコ テクテク テクテク メグちゃん「ねえ、帰りは この急坂を登りましょうよ」 僕「この坂?」 「かなり急勾配だけど、大丈夫かな…」 メグちゃん「クッキー君は、男の子でしょ?」 「やれば出来るわ!」 「頑張って!」 僕「う…うん…」 「じゃあ、先に僕が登るから、登りきったら メグちゃんも来てね」 いつもの出入り口ではなく、 急勾配の坂と言うかスロープを ヨイショ ヨイショ。 時々、 ママに後ろを押して貰っっちゃったけど 前足とお耳を使って 最後まで登りきれたよ〜! メグちゃん「クッキー君、凄いじゃない!」 「私も登るから、上から見守ってて〜!」 僕「うん、見守っててあげるから 登っておいで〜!」 メグちゃんも、 急勾配のスロープを ヨイショ ヨイショ。 僕「さすがメグちゃん、最後まで 登れたね〜」 メグちゃん「クッキー君が見守っていてくれたお陰よ」 お互い励まし合うと、凄いパワーが出るんだね。 さあ、 帰ろう! テクテク ポテポテ トコトコ テクテク ポテポテ トコトコ メグちゃんも、 一生縣命 テクテク テクテク テクテク スロープを登ったから、 近道だ〜! 待ち合わせ場所まで、 あと もう 一息。 ファイト〜! ファイト〜!
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