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クッキー
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急に駆けっこがしたくなって 1人で走り出しちゃったけど、ママに言われて、メグちゃんが待っていてくれた事を思い出した。 僕「メグちゃん、ごめん」 「一緒に遊ぼう!」 メグちゃん「…………」 あれ…、 メグちゃんは どこ? キョロキョロ ジー。 あっ、 あんな所に移動してる…。 クッキー君と探検しようと思ったのに 遅いわね…。 クンクン クンクン ここも 匂うわ…。 お宝だと良いのだけど……。 僕「メグちゃ〜ん、僕も一緒に宝探しするよ〜!」 テクテク ポテポテ トコトコ 歩いて行ったら、 フガフガ フガフガ 大きな鼻息が聞こえてきた。 誰だろう…。 ジー。 鼻息が聞こえる方を振り向いたら、2匹のブルちゃんの姿が見えたの。 ブ…ブ…ブルちゃん…。 僕、 ちょっと 苦手なんだよな…。 メグちゃん、大丈夫かな…。 メグちゃん「クッキー君〜にブルちゃん、任せたわ〜!」 タッタッタッタッタッタ〜! 心配していたメグちゃんも ブルちゃんが苦手みたい。 珍しく 逃げて行っちゃった。 僕「ちょ…ちょ…ちょっと待って〜!」 「僕も そっちに行くってば〜!」 テクテク ポテポテ トコトコ ブルちゃん「おはよう、一緒に遊ぼうよ〜」 僕「ごめんなさい、ガールフレンドが心配だから 遊べないの〜」 ブルちゃん「そうか…、残念だな…」 僕「せっかく 挨拶しに近づいて来てくれたのに ごめんなさい」 心臓がバクバクしながら、 メグちゃんの所に テクテク ポテポテ トコトコ 時々、ブルちゃんの方を振り向きながら 逃げちゃった。 そしたら、 ママ「怖がりなので、ごめんなさい」 ママがブルちゃんんのパパさん・ママさんに謝ってたよ。 僕「メグちゃん、大丈夫?」 「僕がいるから、もう心配しないで〜」 メグちゃん「あっ、やっとクッキー君が来てくれたわ!」 「でも、もっと 早く 助けに来て欲しかったな…」 僕もビビッちゃって、前足がフリーズしちゃったの。 もっと 早く メグちゃんを助けに行ってあげられたら良かったな…。 女の子のハートを掴む勉強しなくちゃ…。
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