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クッキー
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久し振りの公園だから、色んな場所を探検したくなった僕とメグちゃん。 でも、 北風小僧の寒太郎さんが 僕達の邪魔をする。 僕「ねえ、身体を温める為に 走る?」 メグちゃん「う〜ん、どうしようかな…」 僕とメグちゃん、 立ち止まって 相談した。 その隙に、 メグちゃんは クンクン クンクン クッキー君の香り 好きだわ〜 僕の匂いを嗅いでたよ。 照れるな〜。 この後、 ママ達も一緒に 身体を温める為に いちに〜 いちに〜! 走ったんだけど、 メグちゃん 寒くて 走りたくないみたい。 ついてこないから、僕 心配になって 何度も振り向いちゃった。 その様子を動画にして貰ったから、 覗いてみてね〜。 僕「メグちゃん、寒くて走るの気がしないかな…」 「僕、ひとっ走りしてくるね」 メグちゃん「うん、私 クッキー君が走る姿を見てるわ」 タッタッタッタッタ〜! メグちゃんが見てくれてると思うと、 張り切っちゃうぜい! タッタッタッタッタ〜! 身体がポカポカしてきたかも〜!! 僕「そろそろ 帰る?」 メグちゃん「うん、私 寒くてダメだわ」 ふと見たら、メグちゃんが ブルブル ブルブル 小刻みに震え始めちゃった。 お家に帰って、ヌクヌクする事にしたよ。 テクテク ポテポテ トコトコ テクテク テクテク テクテク メグちゃん、 立ち上がって 歩き始めた。 僕は、後ろ姿を見守りながら 坂道を ヨイショ ヨイショ。 時々、 呼吸を整える為に 立ち止まったけど、 ママ「メグちゃん、待って〜ってしないと」 「が〜んばれ!」 ママに励まされたり、 メグちゃん「クッキー君、大丈夫かしら…」 メグちゃんが、時々 立ち止まって 振り向いて待っててくれたから 前足君が動き続けてくれたよ。 お陰さまで、 頂上まで 一回も マイカーに乗らないで 自力で登れちゃった。 真夏は、 息が上がって 登り切れなかった坂を 最後まで 登れて 嬉しい〜! 待ち合わせ場所に、無事に 戻って来れたよ〜! メグちゃん「次は、火曜日かしら」 僕「うん、いいよ」 メグちゃん「グラウンドに行きたいわ〜」 僕「僕も行きたいから、火曜日はグラウンドだね!」 次の約束をしてから、 バイバイ。 テクテク ポテポテ トコトコ クンクン クンクン 情報収集しながら、 お家を目指した。
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