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クッキー
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メグちゃん「ねえ、丘に登ってみない?」 僕「賛成〜!」 メグちゃんの提案で、 2人きりの世界になれる丘に登ってみた。 そしたら、 柴犬ちゃんが 先に遊んでたの。 メグちゃん「クッキー君、ちょっと待ってて!」 「私、挨拶してくるわ」 僕「う…うん…、気をつけてね」 積極的なメグちゃん、 タッタッタッタ〜! 柴犬ちゃん(♂)の所に駆け寄って行っちゃった。 僕、メグちゃんが心配で 遠くから じ〜っと 見守ってたの。 メグちゃん「柴ちゃん、ここは 私達2人の秘密基地なの」 「WONWONWON!」 柴犬ちゃん(♂)「おっと、失礼!」 「君とは、初めてだね」 メグちゃん「は…初めまして」 柴犬ちゃん(♂)「一緒に遊ぼうよ〜!」 メグちゃん「私には、クッキー君っていうボーイフレンドがいるから ごめんなさい」 柴犬ちゃん(♂)「クッキー君って誰?」 「あっ、 もしかして 車椅子に乗ってる子?」 メグちゃん「そうよ」 柴犬ちゃん(♂)、僕を見つけて 近づいて来た。 柴犬ちゃん(♂)「おはよう〜、君がクッキー君?」 クンクン クンクン 柴犬ちゃん(♂)が、僕の背後から近づいて お尻をクンクン。 情報を確認してたよ。 その間、 僕は 緊張して 固まっちゃったよん。 柴犬ちゃん(♂)のおば様「ほら、しつこくしちゃダメよ!」 「怖がってるでしょ。帰りますよ!」 柴犬ちゃん(♂)「は…はい…」 柴犬ちゃんが 飼い主のおば様と一緒に 丘を降りて帰って行っちゃった。 その瞬間、 ホッとして 僕「won!」 控えめだけど、 声が出ちゃったの。 メグちゃん「これで、やっと2人きりの世界になれたわ〜」 「何して遊ぼうかしら…」 先に遊んでいた柴犬ちゃんには申し訳ないけど、 やっと2人きりの世界になれて メグちゃんも ホッとした顔。 僕「ねえ、探検ごっこしようよ〜」 メグちゃん「うん!」 探検〜 探検〜 ♪♪ お互い、 マイペースに 秘密基地の中を テクテク ポテポテ トコトコ テクテク テクテク クンクン クンクン 情報を収集しながら、探検ごっこを楽しんだ。
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