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クッキー
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黒ラブちゃんと挨拶を終えたメグちゃん、 無事でよかった〜。 さあ、そろそろ 帰ろう! テクテク ポテポテ トコトコ メグちゃんの後姿を見ながら、 テクテク ポテポテ トコトコ あっ、 あんなに遠くまで行っちゃった〜! 追いかけなきゃ! 走れ〜! タッタッタッタッタッタッタ〜! ゆっくり歩いてたら、 いつの間にか 姿が見えなくなっっちゃたの。 走らないと、追い付かないかも〜って 必死に走ってみた。 でも、 途中で ギブアップ 前足君だけの力だけじゃ、無理だ〜! マイカーに乗せて貰って、 エッサホイサ エッサホイサ ママに押して貰って、僕は 楽チ〜ン やっと、メグちゃんの姿が 見えてきたよ〜。 僕「WONWONWON!」 「メグちゃ〜ん!」 嬉しくて、思わず声が出ちゃったの。 メグちゃん「あっ、クッキー君の声だわ!」 「でも、今 上り坂なのよね〜」 「頂上で待っててあげる」 メグちゃん、坂道の途中は 危険だと思ったのか 振り向かずに テクテク テクテク 頂上を目指して 歩いていたよ。 …で、 頂上に着いてから メグちゃん「クッキー君、大丈夫だった?」 「私、大きなワンちゃんが怖くて 一目散に走っちゃったの」 僕「僕は、大きなワンちゃに逢わなかったから、大丈夫だよ」 メグちゃん「それなら、良かったわ〜」 「途中で待っててあげられなくて ごめんなさいね」 「自分の事で精一杯だったの」 僕「そんな事、気にしなくていいよ」 メグちゃん「ありがとう」 「ねえ、明日も8時に待ち合わせね」 僕「うん、そうだね」 メグちゃん「お天気が下り坂ってなってるけど、大丈夫かしら」 僕「確か、午前中は晴れて、午後から曇りじゃなかったかな」 メグちゃん「そっか…、天気が悪かったら、金曜日にカモさんのいる公園って事にしましょう」 僕「OK!」 「ママの用事がないか、調べてメールするね〜」 明日の約束をしてから、 お家へ。 僕は、マイカーを降りて テクテク ポテポテ トコトコ
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