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クッキー
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メグちゃん「ねえ、さっき休憩してたワンちゃん いなくなったわよ」 「お山を降りて、遊びましょうよ」 僕「あっ、本当だ〜!」 「駆けっこできそうだね」 「降りてみよう!」 いつの間にか、休憩していたワンちゃんと飼い主さんがいなくなってて ラッキー! 僕は、自力で ガタン! ガタン! テクテク ポテポテ トコトコ ママ「そんなに速く降りたら、ママが転んじゃうってば〜!」 僕「足でブレーキをかければ、大丈夫だよ!」 お山って、僕の本能が目覚める場所みたい。 ママが転びそうになってても、お構いなしに 降りて行っちゃった。 メグちゃんは、足と腰を労わって ママさんに抱っこして貰ってたけどね。 メグちゃん「私、登ってみたいわ〜」 あらら、 先に降りたメグちゃんは 自分の足で ヨイショ ヨイショ。 登って行っちゃった。 今日のメグちゃん、 活発だね。 きっと 温かいからかも。 僕とメグちゃんが遊んでいた秘密基地 というか 隠れ家があるお山が、これ。 結構、 斜面が急でしょ? でも、 楽しいよ〜。 僕「メグちゃん、競争しよう!」 メグちゃん「いいわよ」 広い場所に降りたら、走りたくなっちゃった。 メグちゃんと一緒に よ〜い ドン! タッタッタッタッタッタ〜! クッキー君ったら、 どこを目指して走ってるのかしら…。 ゴールは、クッキー君のママさんの所だと思うけど…。 まあ、いいか…。 私は、コースを外れないように 走ろう〜っと! タッタッタッタッタ〜! 私が1番よ! タッタッタッタッタ〜! ゴーーーール! クッキー君は、 コースを外れたから 私が 優勝〜!
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