２人の世界を邪魔しないで〜 | クッキーのMY ROOM - ペットストリート

広い場所で遊ぼうとしたら、ワンちゃんと飼い主さんが　ベンチに　よっこらしょ。

休憩が始まっちゃった。

僕「せっかく、２人きりの世界を楽しめると思ったのに、どうする？」
メグちゃん「お山に登りましょ！」

僕「賛成〜！」
「お山なら、誰にも邪魔されないよね！」
「僕達の秘密基地って言うか、隠れ家でも作っちゃおうか」
メグちゃん「うふふ、楽しそう〜」

誰にも邪魔されそうにない小高い山に　レッツゴー！


僕もメグちゃんも、　抱っこして貰って　一気にワ〜プ！

僕「ねえねえ、探検しようよ〜」
メグちゃん「いいわよ〜」
僕「じゃあ、僕についてきて〜」

テクテク　　　　ポテポテ　　　トコトコ　　　クンクン　　クンクン

メグちゃん「クッキー君〜、こっちも楽しいわよ〜」

テクテク　　　テクテク　　　クンクン　　クンクン

２人の世界を楽しんでいたら、　シーズーちゃんがやって来た。

メグちゃん「私、挨拶してくる！」

タッタッタッタッタ〜！

メグちゃん、僕を置いて　行っちゃった…。　　あのシーズーちゃん（♂）、　僕　顔見知りなんだよな…。

僕のGFちゃん、　取られないか　心配だ…。

メグちゃん「おはよう〜」
シーズーちゃん（♂）「おはよう」

メグちゃんとシーズーちゃん（♂）、　仲良く　朝のご挨拶。

僕は、　遠くから　見ているしかなかった。　

そしたら、　シーズーちゃんが　僕の所にも　近づいて来たよ。

シーズーちゃん（♂）「おはよう、久し振りだね」
僕「お…おはよ…」

僕とシーズーちゃんは、　同い年。　　僕が、車椅子になる前からの顔見知りなの。

でも、　ちょっと　この子とは　相性が悪いのか…。　どうしても、　仲良しになれないんだ。

♂同士って言うのもあるのかな…。

シーズーちゃんのおじ様「元気そうですね」
ママ「はい、お陰さまで」

ママとおじ様は、ニコニコ　笑顔で挨拶したり、　お話しできる仲なのに。

シーズーちゃん（♂）「マーキングしちゃおう〜っと！」

シーズーちゃん（♂）が、　木の幹に　足を上げて　ジョ〜〜〜

あっ、　僕とメグちゃんの秘密基地がーーーー！！

と　ショックを受けてたら、

おじ様「じゃあ、また」
ママ「さようなら」
メグちゃんママさん「失礼します」

おじ様とシーズーちゃん、　お山を降りて　行っちゃった。



僕「WON！」

僕って、卑怯かな。　　別れ際に　一声だけ　吠えちゃったよ。

さてと、　シーズーちゃんが　いなくなった事だし、　２人きりの世界を　また　楽しめるかな〜。


シーズーちゃん、　行っちゃったわ…。

クッキー君のところに戻らなくちゃ…。


おっと、　その前に、　あの子がつけたマーキングの匂いを確かめておかなきゃ！

クンクン　　クンクン　　　なるほど。

あの子の匂い、　メモっておこう。


私は、草を食べよう〜っと！

ムシャムシャ　　　ムシャムシャ


ここの草、　美味しいわ〜　

僕が、シーズーちゃんの匂いを確認してたら　　メグちゃん　　夢中で草を食べてた。

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