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クッキー
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朝ごはんを食べて、 大満足。 ソファーに乗せて貰って、パパのお隣に。 ママ「今日も、ペロリと食べられて良かったね」 「食欲があるって事は、健康な証拠だよ」 僕「うん、神様に感謝しなくちゃ」 ママ「ところで、クッキー君のランチョンマットを見たら 濡れてるんだけど 何で?」 僕「えっ、僕 知らないよ」 ママ「ほら、これは 何?」 あっ、 これは アイコンタクトの時に 垂れてきたヨダレかも…。 僕「ママ、拭いておいて〜」 ママ「クッキー君のヨダレか…」 ヨダレと判明して、 ママは テイッシュで フキフキ。 僕は、 毛布をかけて貰って ウトウト ウトウト パパの出勤時間まで、 マッタリしてたの。 パパ(小声)「そろそろ、着替えよう〜っと!」 パパは、僕を気遣って そ〜っと 静かに 洗面&お着換えしてた。 スーツ姿に変身したパパ、 出勤前の一服 プカプカ〜。 1本 吸ってから、 パパ「さてと!」 気合を入れたよ。 ママ「お見送りしなきゃね」 僕「うん」 カーテンを開けて、 玄関へ。 5時55分になったら、 うっすら 明るくなってきたよ。 パパ「クッキー君、行って来ます」 僕「won」 パパとの別れがイヤで、 小声でお返事。 ママの腕にしがみ付いた。 でも、 パパが優しくなでなでしてくれたから、思わず ウットリしちゃったぜい。 パパ「行ってくるね」 僕「WONWONWON!」 僕、パパが玄関のドアを開けた途端、 大声に。 パパ「じゃあね!」 ママ「行ってらっしゃ〜い」 僕が、急に大声を出したから パパ 苦笑しながら出かけて行ったよ。 さあ、 リビングから お見送りだ〜! 窓際にスタンバイ! 僕「WONWONWON!」 もう、お馴染みの光景だね。 パパのバイクが見えなくなるまで、 吠え続けたの。 あ〜あ、 行っちゃった… パパ、お仕事 頑張ってね。 僕は、デートで リード出来る様に がんばる 暫く、 お外を眺めながら 心の中で パパに話しかけてたよ。
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