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クッキー
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今日 ママは 3時50分に 目が覚めたらしい。 ソファーから 起き上がって 電気のスイッチ ON! 何故、 ママがソファーから 起き上がったかって言うと…。 実はね、 昨日の夜、 オシッコを出して貰ったのが 20時。 その後、 ハウスの中で ウトウト ママは、今日の為に 早めにシャワーを浴びて 2階で ベッドインしたのが 20時半だったの。 パパが出勤の朝は、4時起きだから 早寝しないとね! って、 僕達ファミリー、寝てから 2時間後… 僕「オシッコ〜!」 「WONWONWON!」 オシッコを出したくなって、 近所盟和うにならないように考えて、ちょっと控えめな声で SOSを 送ったの。 そしたら、 ママ「自分で出せなくなっちゃったから、出してあげるね」 僕の声に気がついてくれたのは、ママ。 2時間分 溜まったオシッコを絞り出してくれて スッキリ〜 ママ「お休み」 僕「ママ、お休みなさい」 ママは、 また 2階のベッドへ。 僕は、リビングのスイッチを消して貰って、 1人で ウトウト ウトウト 寝る努力をしてたんだけど、 何か ママが恋しくなっちゃったんだ。 僕「wonwon!」 ママ「………」 ママは、 僕を無視? もう一度、 呼んでみよう〜! 僕「WONWONWON!」 今度は、 もう少し 大きな声で 叫んでみたよ。 ママ「クッキー君、夜中に吠えたら 近所に迷惑でしょ!」 「静かにしなさい!」 僕「う…うん…」 僕の作戦勝ち! ママが リビングに戻って来てくれたの。 ママ「ここで、一緒に寝てあげるから、静かにね」 「パパは、2階で 1人で寝る事になるけど 我慢して貰おう」 僕「うん!」 ママは、 僕の甘えん坊作戦が 癖になるといけないからって 最初は無視してたけど、 あまりにも 近所迷惑だからリビングに降りてきてくれたんだって〜。 そのまま、 ソファーに ゴロ〜ン。 横になって グーグー 僕は、 ママがそばにいてくれるだけで ホッと一安心。 一晩 ゆっくり ハウスの中で寝られたよ。 僕の愛が、勝っちゃった〜! やっぱり、 早く ママが 下の部屋で寝られるように 模様替えして欲しいな〜。 そしたら、 僕の異変に気がつい時に、 いちいち 階段を降りなくて済むと思うの。 僕だって、これから どんどん 年を取って行くんだから 色んな事を考えなくちゃね。 あっ、 パパは お仕事で疲れてるから ゆっくり 寝て欲しいな…。 説明が長くなっちゃったけど、 ママは リビングのソファーで 一晩 明かしたのは、こう言う訳。 それにしても、 3時50分には 目が覚めるって凄い…。 パパが出勤の朝は、 ママが緊張してるって事かな。 目覚まし時計よりも先に目が覚めてたよ〜。 ママ「おはよう〜」 「一緒に寝たから、朝まで静かだったね」 僕「うん、ありがとう」 ママ「夜中に吠えるのは、止めようね」 僕「うん」 ちょっと、反省しつつ ハウスの中で マッタリ ウトウト ママは、キッチンで 朝食準備をテキパキ、テキパキ。 トントントン ジュッ ジュッ〜。 僕「美味しそうな匂いがしてきたな〜」 「やっぱり、起きる〜!」 よっこらしょ、 前足ズリズリ。 朝一番のオシッコ&を出して貰ってスッキリ ママ「トイレシート、捨てるね」 ママは、そ〜っと 窓を開けて、 外のゴミ箱へ ポイ! 僕も、行く〜! ママの後を追いかけて 窓際に前足ダッシュ! ママ「クッキー君、見てごらん」 「お星様が、綺麗だね〜」 僕「本当だ〜!」 朝の3時50分、 さすがに 真っ暗。 久し振りに お星様を見た気がする。 今日は、間違いなく 晴れるだろう。 窓を そ〜っと 閉めて、 ソファーへ。 ママに抱っこして貰って よっこらしょ。 ママは、朝食準備を再開! ジュッ ジュッ〜。 そこへ、 パパが起きて来た。 とっても、眠たそうなお顔だよ。 パパ「おはよう、何時に起きたの?」 ママ「3時50分」 「昨日の夜中に、クッキー君に呼ばれてソファーで寝ちゃった」 僕「パパ、おはよう」 「ママを独り占めして ごめんなさい」 パパ「う…うん…」 パパ、ショボショボおめめで 目覚めの一服 プカプカ〜。 ママ「はい、出来たよ〜」 朝食準備が整って、 ママも ソファーに どっこいしょ。 この時、 時計は4時半。 TVのスイッチ ON! 音量を気をつけながら ジー。 パパとママ「いただきます」 パクパク モグモグ ゴクゴク パパとママの胃袋、 早朝でも 元気モリモリ。 いつものように、ガッツリ ご飯を食べて ニッコニコ〜。 僕は、 ママが食べ終わるまで ひたすら 待ち続けてたよ。 僕の食欲は、パパとママに似たのかもね。 ママ「クッキー君、ご飯ですよ〜」 あっ、 順番が来たみたい。 ソファーから 降ろして貰って キッチンに前足ダッシュ! ママの足元で ジー。 お馴染みの光景は、 撮影省略したよ。 だって、 僕の吠える声が 近所迷惑になったらいけないからね〜。 出来上がった途端、 カーペットに前足猛ダッシュ! お耳パタパタ〜 ピョンピョンクネクネダンス 一連の儀式、アイコンタクト バッチグー いただきま〜す! カリカリ カリカリ ムシャムシャ 今日も、ご飯が 美味しい〜って 思えて 幸せだな〜。 神様、ありがとうございます。 完食した後、 ソファーに 乗せて貰って パパにピッタンコ〜。 ママは、食器の片付けで忙しいから、 パパのお膝をあご枕にしながら マッタリしての。 パパはね、 とっても嬉しそうに 新聞を読んでたよ。 一晩 ママを独り占めしちゃったから お詫びに パパにも 愛を振りまいておいた。 パパと僕は、男同士 ママの取り合いで ライバルって時もあるけど、 仲良しだよ〜。
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