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クッキー
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お家に着いたのが、 8時ちょっと過ぎ。 足を洗って貰って、リビングに。 僕「ただいま〜!」 パパ「おお〜、お帰り〜!」 パパ「クッキー君、デート 楽しかった?」 僕「うん、公園で ちょっとだけ遊んできたの」 パパ「良かったね〜」 僕「僕ね、メグちゃんに チュ〜しちゃった」 パパ「チュ〜したの?」 僕「うん」 「1回目はね、メグちゃんが 『大きなワンちゃんが怖〜い』って 戻ってきたから 『大丈夫だよ』って チュ〜したの」 「…で、2回目は お別れのチュ〜」 パパ「2回もチュ〜したの?」 僕「うん、ドキドキしたけど 勇気を出したよ」 「メグちゃんとのチュ〜の味、忘れられないな〜」 帰ってきてから、 チュ〜の味を思い出して 照れ笑いしちゃった。 ママ「クッキー君、デレデレだね」 「他のワンちゃんには、絶対 自分から近づかないのに 自分から チュ〜するなんて やるね〜」 パパ「本当だね」 パパとママ、 僕の違う一面に ビックリしてた。 ママ「そう言えば、朝顔、1つだけ咲いてるね」 パパ「本当だ〜!」 僕「あっ、咲いてる〜!」 青い朝顔、 1つだけ 咲いてたから カシャ! 記念に写しておいたよ。 それにしても、朝顔って儚いね。 朝に咲いたら、 お昼には萎んじゃうんだもん。 僕の愛は、永遠に咲き続けますように。
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