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クッキー
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お腹いっぱいになって、 大満足。 ママが食器を片付け終わるまで、 僕は、カーペットで待っていた。 ママ「今日は、デートだね」 僕「うん、久し振りに会えるから嬉しいな〜」 ママ「ママ、朝シャンしてくるから待っててね」 僕「うん、蒸し暑いから寝てると汗が出ちゃうよね」 ママが朝シャンしてる間、 僕は、 リビングで パトロールしながら待っていたよ。 ママ「お待たせ〜、クッキー君も仕度しないと」 僕「うん、天気は 大丈夫?」 ママ「外を見てみよう」 僕「僕も一緒に見てみる」 ママの後を追いかけて、 窓際に前足ダッシュ! お空をジー。 ポツ ポツ ポツ ポツ ポツ 雨が降り出しちゃったよ〜! … その時! ママの携帯のメール着信音が鳴った。 僕「メグちゃんからかも!」 「メール、開けてみて〜」 ママにメールを読んでもらったら、 やっぱり メグちゃんからだったの。 『雨が降り出しちゃったから、金曜日にする?』 僕「ねえ、メグちゃんに 金曜日に逢おうって返事を書いていい?」 ママ「いいよ」 僕「ありがとう」 「あっ、僕、 メールを打てなかったんだ…」 「ママが代理で書いてくれる?」 ママ「OK!」 僕、 携帯のメールも打てないから、 ママに代理で 文字を打って貰った。 『金曜日、 大丈夫です。 7:45に逢いましょう』 メールを送信して、 ママと一緒に TVを観ながら マッサージ&ストレッチしてたんだ。 そしたらね、 ママの携帯のメール着信音が鳴ったんだ。 誰かな…。 ママに開けて貰ったら、 メグちゃんからだった。 『雨が止んできたから、逢いましょうか?』 『何時の待ち合わせにしますか?』 僕「ねえ、止んだって言ってるよ」 「メグちゃんと逢いたい!」 ママ「本当だ〜、雨 止んだね」 「じゃあ、8時半の待ち合わせにして貰おう」 『雨が止んだね。今から仕度したら 8時半に行かれます』 またまた メールを送信。 急いで、仕度して 待ち合わせ場所に向かった。 エッサホイサ エッサホイサ お空は、どんより曇り空。 でも、 久し振りに逢えるから、 僕の心は 晴れマーク。 メグちゃん、 まだかな〜。 張り切り過ぎたら、約束の時間まで、 あと 10分もあった。 メグちゃん、 元気かな〜。 早く逢いたくて、 いてもたってもいられない。 そうだ、 呼んでみよう! 僕「WONWON!」 愛の雄たけび、 届きますように…。 メグちゃん「キュ〜ン、キュ〜ン」 タッタッタッタッタッタ〜 あっ、 メグちゃんだ〜! 僕の愛が届いたぞ〜! メグちゃん「クッキー君、おはよう〜」 「久し振りね〜」 僕「メグちゃん、おはよう〜」 「元気だった?」 メグちゃん「うん、元気よ」 「クッキー君は?」 僕「僕はね、3日に6種混合ワクチンを打ったんだけど、変わりないよ」 メグちゃん「良かった〜。私は、今日 打つ予定なの」 「ついでに、オシッコ検査もする予定よ」 僕「そう言えば、この前 一緒に病院に行った時は、打って貰えなかったって言ってたよね」 メグちゃん「そうなのよん」 「私、オシッコ検査しないといけないから…」 「ママが、容器を持ち歩いて お散歩中に取れたら持って行く事になってるの」 今日は、メグちゃんが ワクチンを打つから、遊歩道 → 病院 のコースに決定! 僕「さあ、遊歩道を目指して レッツゴー!」 メグちゃん「うん、頑張るわ」 「でも、遊歩道まで 歩きたくない」 「クッキー君みたいに、マイカーに乗りたいわ」 僕が歩かないから、メグちゃん 歩くの 嫌みたい。 メグちゃんも マイカーに乗せて貰って 体力温存。 僕とメグちゃん、 マイカーの中から 景色をキョロキョロ ジー。 エッサホイサ エッサホイサ
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