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一晩 明けて… 3/30(火) パパとママは、 7時に起きてきた。 雨戸をガラガラガラガラ ママ「おはよう〜」 僕「………」 前日の疲れが、残っているみたい。 ママの顔を チラ見しただけ。 ママ「初めての場所で緊張したかもね」 「まだ 寝ててもいいよ」 僕「うん」 トントントン ジュッ ジュッ〜。 ママは、朝食準備を テキパキ テキパキ 僕は、お言葉に甘えて ウトウト ウトウト 朝食準備が整って、 パパとママが ラグマットに どっこいしょ。 実は、事情があって ちゃぶ台の生活なんだ。 いつも使ってるテーブルは、 お隣の八畳のお部屋。 パパが、試験勉強してるからね〜。 パパとママ「いただきます」 パクパク モグモグ ママ「このちゃぶ台で食べるの、懐かしいね〜」 パパ「そうだね、最初に住んでた家では このちゃぶ台だったよね」 パパとママが結婚した当初、 使っていたちゃぶ台。 とっても 懐かしがってた。 ゴクゴク ゴクゴク ママ「クッキー君、ご飯ですよ〜」 僕「は〜い」 よっこらしょ、前足ズリズリ。 朝一番のオシッコ&を出して貰って スッキリ ママ「さあ、食欲はあるかな?」 「缶詰を混ぜてあげるね」 初めての場所に 10時間もお留守番した僕を心配して ママが 缶詰を混ぜてくれた。 僕「ありがとう」 一連の儀式、アイコンタクト とりあえず バッチグー カリカリ カリ…… ママ「どうしたの?」 僕「うん、なんだか イマイチ 食欲がないんだ」 ママ「じゃあ、無理しなくていいよ」 僕「う…うん」 パパやママと離れていた時間が長い翌日は、たいてい 食欲ダウンの僕。 キュルキュル お腹が鳴ってないけど やっぱり ダメージ 喰らってるかも。 ママが、残ったご飯を 処分してくれた。 パパ「クッキー君、ストライキ?」 「こっちにおいで」 パパが、ソファーに 乗せてくれた。 僕「ねえ、パパは何を食べてるの?」 クンクン クンクン クンクン パパ「ママが買ってきてくれたタルトだよ」 僕「いいな〜」 パパとママは、朝からデザートを食べていたのだ。 僕は、いい匂いに誘われて お鼻がピクピク フル回転。 ママが、わざと カリカリを 目の前に持って来たけど 当然 無視したよ。 パパ「クリームのところを舐めてみる?」 僕「いいの?」 ペロリ〜ン 生クリームって 美味い! ママ「ママのキウイ、食べる?」 僕「うんうん」 いつも、健康管理に 超厳しいママも 僕に おすそ分けしてくれたの。 パクリッ ムシャムシャ 最高だぜい! ママ「TDSで 10時間も お留守番 頑張ったから ご褒美よ」 僕「ありがとう」 10時間、 パパとママと離れてて 緊張と寂しさで 食欲がダウン でも、 特別に ご褒美を貰えて 良かった〜。
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