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クッキー
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一晩 明けて… 今日 ママは 5時に起きてきた。 ママ「おはよう」 僕「お…おはよう」 お外は、真っ暗。 眠くて 眠くて 起き上がれない。 毛布に包まりながら ウトウト トントントン ジュッ ジュッ〜、 ママは 朝食準備をテキパキ テキパキ パパが出勤の朝は、 早起きの僕達ファミリー。 トッ トッ トッ トッ パパ「おはよう」 ママ「おはよう」 あっ、 パパが起きてきた! やっぱり 僕も起きよう〜っと! よっこらしょ、 ゆっくり起き上がって ボケ〜。 ママ「クッキー君、 どうしたの」 僕「起きてみたけど、まだ 脳みそが寝てるみたい。 ママ「じゃあ、良いものを持ってきてあげる」 僕「良いもの?」 「良いもの」と聞いて、 一気に目が覚めた。 ウキウキワクワク 前足ズリズリ、 よいしょっと。 ママ「はい、 クッキー君の好きなキャベツの芯だよ〜」 僕「ヤッタア!」 パクリッ ムシャムシャ 僕が、お口を動かしてる間に ママが オシッコ&を絞り出してくれたの。 はあ〜、スッキリした〜 ソファーに乗せて貰って よっこらしょ。 朝食準備が整って ママも どっこいしょ。 パパとママ「いただきます」 パクパク モグモグ ママ「昨日の焼肉、美味しかったね〜、 7:3の焼き方は、ミデイアムで最高だね」 パパ「うん、 表が14秒 裏が6秒は 一番 美味しい焼き方だ」 「でも、 途中で 優雅に焼いてる暇はなかったね」 ママ「90分 食べ放題だから 時間が気になっちゃう」 パパ「だけどさ、 最後のほうは お腹が一杯になってきて 優雅に焼けたね」 昨日、パパとママは 昼間に テレビ番組で [美味しい焼肉の焼き方のうんちく]を観たら どうしても焼肉が食べたくなって 夕飯は 出掛けちゃったんだ。 僕は、 一緒に行かれないから 早めに夕飯を食べて お留守番だったの。 朝から、 こんな話しを聞いてたら 想像するだけでヨダレが出そう〜。 ママにピッタンコしながら 空腹に耐えていた。 ゴクゴク ゴクゴク あっ、 やっと 僕の番になった〜! よっこらしょ、 ソファーから 降ろして貰って キッチンに前足ダッシュ! ママの足元で 前足ピョンピョン 僕「早く 早く〜!」 待ちきれなくて 催促しちゃった。 ママ「お待たせ〜」 ヤッタア! カーペットに前足ダッッシュ! お耳パタパタ〜 ピョンピョンクネクネダンス 一連の儀式、アイコンタクト もちろん バッチグー ガツガツ ムシャムシャ パワーの素、 元気の源を あっと言う間に完食! ママは、 食器の片付け → ゴミ捨て → お洗濯。 パパは、 朝風呂に行っちゃった〜。 僕、 一人ぼっちで 寂しいな…。 僕「ねえ、 ママ〜 こっちに来て〜! 「wonwon!」 ママ「クッキー君、 静かにしなさい」 僕「あっ、そうだった。 近所迷惑になるね」 ママに言われて、 ハッと気づいた僕。 ラグマットの上で 伏せをしながら よっこらしょ。 静かに待つ事にしたの。 ママ「クッキー君、 お利口さんだね。 6時 過ぎたから 雨戸を開けてみるね」 ママが 雨戸をガラガラガラ 開けてくれた。 僕「まだ 真っ暗じゃないの」 日の出は、何時だろう。 真っ暗なお外を眺めながら マッタリ。 ひと段落したママと テレビを見ながら リラックス〜。 そこへ パパが 爽やかな笑顔で お風呂から戻ってきたよ。 パパ「いい湯だった〜」 「さてと、着替えなくちゃ」 今日は、 パパと ラブラブスキンシップしてない事に気づいてガックリな僕。 でも、 仕方ない。 お見送り」しなくちゃ…。 スーツ姿に変身したパパを追いかけて、 玄関へ。 僕「行ってらっしゃい」 パパ「行ってきます」 「今日は、髪の毛を切って サッパリしてらっしゃい」 僕「あっ、忘れてた〜! 今日は トリミングの日か…」 「デートの事ばかり 考えてたよん」 パパをお見送りしてから、 どれくらい伸びたか 確認してみる事に。 先ずは、 後ろ足の足裏。 肉球ちゃんが 見えないよ〜。 次は、 前足の足裏。 肉球ちゃんは見えるけど、 最近 フローリングで踏ん張れなくなってきたから 切らないと! 僕「ねえ、 何時に予約したの?」 ママ「トリミングは、10時よ」 僕「じゃあ、デートは 何時に待ち合わせだっけ」 ママ「デートは、9時に待ち合わせだから 1時間 遊べるよ」 僕「よかった〜」 悪天候続きで 延期だったから 2週間ぶりかな。 とりあえず ホットしたよ。
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