テンション上げて頑張ろう
今日 ママは 5時に起きてきた。
シトシト シトシト シトシト
外から雨音が聞こえてる。
天気予報士のおじさんが[山茶花梅雨]って言ってたっけ…。
秋と冬の間、山茶花の花が咲く時期に降る雨の事を呼ぶんだってさ〜。
電気のswitch ON！
ママ「おはよう」
「デートは延期かもよ」
僕「お…おはよう」
「楽しみにしてたのに残念だな…」
ママをチラ見しただけ。
タオルに顔を埋めてウトウト ウトウト
トントントン ジュッ ジュッ〜
ママは、朝食準備をテキパキ テキパキ
トットットット
あっ、パパも起きてきた！
目覚めの一服を
(￣。￣)y-〜〜
新聞を(;¬_¬)ジー
ママ「出来たよ〜」
パパ「うん」
朝食準備が整って、ママもソファーに着席。
パパとママ「いただきます」
パクパク モグモグ
ゴクゴク ゴクゴク
あっ、ママが食べ終わったね！
そろそろ 起きなきゃ…
よっこらしょ、前足ズリズリ。
朝一番のオシッコ&ウ○チを出して貰ってスッキリ。
ママ「ご飯にしよう」
ヤッタァ！
ママの後を追いかけてキッチンに前足ダッシュ！
ママの足元で(;¬_¬)ジー
ママは、デジタルキッチンスケールの数字と睨めっこ。
一粒でグラムが変わるからって慎重になってるよ。
かなり厳しい管理で参っちゃうけど、長生きする為だから感謝しなくちゃ。
ママ「出来たよ〜」
ワァイワァイ！
カーペットに前足猛ダッシュ！お耳パタパタ〜ピョンピョンクネクネダンス ♪
一連の儀式、アイコンタクト
(^-^)v
フライングすると、やり直しさせられるから 頑張った。
ママ「OK！」
僕「いっただきま〜す」
ガツガツ ムシャムシャ
美味しいな〜
あっと言う間に完食！
今日も食欲バッチリ、元気モリモリだぜぃ！
さてと、パパに朝の挨拶しなきゃ…。
ソファーに乗せて貰って、パパにピッタンコ。
僕「パパ、おはよう」
パパ「クッキー君、おはよう〜」
「ご飯、美味しかった？」
僕「量が少なくて、直ぐに食べ終わっちゃうけど、美味しかった」
パパに優しく撫でて貰ってウットリ。
パパは、新聞を読み始めた。
僕「WONWON！」
パパ「クッキー君、どうしたの？」
僕「新聞なんか見てないで、僕を見て！」
パパ「はいはい」
パパが出勤の日は忙しいから、一分一秒でも長く スキンシップしていたいの。
もう一度、パパに寄り添ってマッタリ。
ママは、食器の片付け→ゴミ出しと大忙し。
ママ「雨、止みそうにないね」
雨戸をガラガラガラ
電気が勿体ないから
switch OFF！
シトシト シトシト シトシト
僕「やっぱりデートは延期かな」
パパ「バイクで行かれるかな」
僕は、デートの事が心配で 外を(;¬_¬)ジー
パパは、駅までバイクで行かれるか心配で外を(;¬_¬)ジー
ママは、パパが雨で風邪を引かないか心配で 外を(;¬_¬)ジー
心配事は、それぞれ違うけど 同じ景色を眺めてた。
パパ「とりあえず、行くね」
スーツ姿に変身したパパ。
僕とママは、パパを追いかけて玄関へ。
僕「行ってらっしゃーい」
パパ「行って来ます」
僕の前足とパパの手を合わせてハイタッチ。
パパ、きりりとした顔で出掛けて行ったよ。
そんなに激しい降り方じゃないからってレインコートなし。
バイクで行っちゃったけど、大丈夫かな…。
リビングからお見送りしよう！
窓際にstandby！
僕「WONWONWON！」
パパのバイクが見えなくなるまで吠え続けた。
そうだ！
メグちゃんにメールしてみよう！
僕「ママ、デートの事を相談してみて〜」
ママ「うん」
僕は、メールを打てないから ママに打って貰った。
『雨が降ってますね、デートは延期ですか？』
暫く待ってたら、メグちゃんから返信が来たから、日程を打ち合わせしたの。(メグちゃんもメール打てないからママさんが打ってたけど)
とりあえず、14日(土)が晴れたら デートする事になったよ。
今週は、曇りと雨マークが多くて微妙だけど 晴れる事を祈ろう。
メグちゃんとデートの約束が出来て一安心。
さてと、テンション上げて頑張ろう！
また お部屋で ひと暴れしようかな〜。
おっと！
その前に…
忘れちゃいけないのがウォーミングアップ。
全身をモミモミ ギュ〜
筋肉を解して、血行を良くして貰って準備。
車椅子に乗り換えて、いざ 出陣！
テクテク ポテポテ トコトコ
ママ「クッキー君、どこ行くの？」
「お外には出られないよ」
あっ、そうだった…
Uターンしてテクテク ポテポテ トコトコ
モーモーちゃん「クッキー君、遊ぼーよ！」
僕「モーモーちゃん、久しぶりだね〜！」
「遊ぼう！」
モーモーちゃん「僕を追いかけてみて〜」
僕「良いよ」
モーモーちゃんがコロコロコロ〜
待て〜！
タッタッタッタッタ〜 キャッチ！
モーモーちゃん「クッキー君、ナイスです！」
僕「雨の日は、キャッチの練習してるからね〜」
モーモーちゃんをくわえてカーペットへ。
カミカミ カミカミ カミカミ
モーモーちゃんの噛み心地が気持ちいい〜。
そうだ！
モーモーちゃんでサッカーしよう！
お鼻でツンツン ツンツン
モーモーちゃんを転がしながら ゴール！
ママ「クッキー君、お鼻でサッカーが得意だね〜」
「ちょっと貸して」
僕「何するの？」
ママ「それは内緒」
ママは、何を企んでいるのだろう…。
とりあえず、モーモーちゃんをゴール(ソファーの下)から出して来てみた。
続く
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